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さいしんコラム#1195~「5月6日」か「横浜FM戦」か/あくまで闘うためのツールだから

 たとえば選手の誰と誰が不仲、という「真実」があったとして、それをファン・サポーターに知らせることがレッズの勝利に、あるいは成長に好影響があると思えば、MDPに書こうとするだろう。それを知らせてもレッズに関わる者が誰も得をしない、と思えば絶対に書かないだろう。まあ、書こうとしても広報が止めるかもしれないが。

 だからMDPは一般メディアではなく、あくまでオフィシャルメディアだ。

 ただし、単なる広報誌ではないと思っている。もちろん広報誌の側面はあるし、それも大事な役割だが、MDPは第一義的に「レッズサポーターの闘いのツール」だと僕は考えている。
 コロナ前とは、ページ数も含めてだいぶ変わってきたが、それでもその側面はなくしてはいけないと思っている。なくさないように抵抗している、と言ったほうが正しいかもしれない。

 過去、GW中に4回対戦して1勝3敗だった横浜FM戦。GW中に対戦して勝ったのは2014年4月29日、埼スタで行われたのJ1リーグ第10節だけだった。56分にCKから李忠成がヘディングシュートを決めて均衡を破り、そのまま試合を終えた。
 実は、埼スタで横浜FMに勝ったのは、これが2006年以来、8年ぶりの勝利だった。そして2014年は終盤、G大阪に抜かれるまで優勝を争いをした年になった。

 昨日は、2021年以来、3年ぶりにホームで横浜FMに勝利した。この後の今季の成績次第では、いつか横浜FM戦のMDPで取り上げるかもしれない。
 闘いの武器として。

 

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