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10月25日(2009年) こんな試合の後は

 2009年10月25日(日)、浦和レッズは埼玉スタジアムに大宮アルディージャを迎えて、J1リーグ第30節を行い、0-3で敗れた。この年の8月に大宮に加入したラファエルに2点を奪われ、後に彼をして「レッズキラー」と呼ばしめる契機となった初戦だった。もう1点は、後にレッズの選手となる石原直樹だった。

 試合は16分にラファエルに先制され、さらに40分、ロブソン・ポンテが2枚目の警告で退場になる。ポンテが40分間で2回警告を受けるということが、レッズが主導権を取れていないことを示している。
 10人になったレッズは後半も後手を踏み10分、ラファエルにミドルシュートで追加点を決められる。その後も反撃は実らず終盤に3点目を決められた。さいたまダービーで、レッズが大宮に4-0で勝ったことは2度あるが、レッズが0-3で負けたのはこれが最初で、今のところ最後だ。

 この試合を含め、ラファエルは2012年の4月21日まで、リーグ戦のさいたまダービーで6試合連続ゴール。レッズから通算7ゴールを挙げて「レッズキラー」「ダービー男」の名を冠された。
 こんな試合の後は、「大宮、J2に落ちろ」と“悪い清尾”が顔を出す。

 ちなみにリーグ戦ではレッズの9勝7分け8敗というさいたまダービーだが、カップ戦(Jリーグカップ、天皇杯)では、なぜかレッズの7戦全勝で、ラファエルは出場した試合でも得点していない。

 さて、みなさんは2009年10月25日、何をして何を感じていましたか?

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