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9月24日(2000年) 唯一の全試合90分勝ち、「癒やし」の4試合

 2000年9月24日(日)、浦和レッズは小瀬スポーツ公園陸上競技場に乗り込んで、ヴァンフォーレ甲府とJ2リーグと第34節を行い、1-0で勝利した。 当時のJ2は11チームで他の10チームと4回対戦する方式。第34節は4巡目の初戦で、甲府は4試合すべて90分勝ちした唯一の相手となった。

 勝ち点3×40試合=勝ち点120が目標。
 それが無理でも40戦無敗でいきたい。
 少なくともぶっちぎりのJ2優勝でJ1復帰を。
 とにかくJ2優勝はノルマだ。
 2位でも確実にJ1復帰を。

 これが2000シーズン、開幕前から終盤まで徐々に変化していった僕の思考だ。だいたい同じ人、多いでしょう。
 そして現実は、最終節に延長Vゴール勝ちでギリギリの勝ち点差で2位になり、11月19日にJ1復帰が確定した。
 
 理想―、空想だったのかもしれないが、とにかく最良の望みからだんだん現実的になっていき、最後は必須の課題さえ実現不可能になる可能性があった。
 そんな波瀾万丈のJ2時代に、当初の最良の望みをかなえることができたのは、甲府との試合だけだった。
 この4試合目は、レッズ初出場のアジエルがCKで城定信次の決勝点をアシスト。ただ17本のシュートを打って、この1点だけだったのは物足りなかった。

 でも甲府には悪いが「癒やされる」相手だったなあ。

 さて、みなさんは2000年9月24日、何をして何を感じていましたか?

【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。

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