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1月7日(2010年) 初のアジア枠、マシュー・スピラノビッチの加入を発表

 2010年1月7日。浦和レッズはドイツのニュルンベルクから、オーストラリア人DF、マシュー・スピラノビッチの期限付き移籍での加入が内定したと発表した。

 スピラノビッチは21歳。U-23オーストラリア代表候補のセンターバックで、2008年北京五輪に出場の実績があった。レッズでは2002年から2003年にかけて在籍したネディエリコ・ゼリッチ以来のオーストラリア出身選手となる。ゼリッチが在籍したころ、Jリーグにアジア枠の制度はなく、スピラノビッチがレッズでは初めてのアジア枠選手となった。呼び名は「スピラ」あるいは「マシュー」。

 高い身長を生かしての空中戦はもちろん、強い闘志を前面に出してのプレーなど、サポーターの共感を集めた。2011年から完全移籍となったが、ケガによる欠場も多く、2012年の途中でカタールのクラブに移籍した。

 その後、オーストラリア代表にも選出され、2013年にウエスタン・シドニー・ワンダラーズに移籍した。僕は代表のアジア予選やACLなどでスピラの名前がないか、探すことが多くなった。

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