もっと現地にお金が落ちるだろうに

去年が11月10日の厚別だと思ったら、今年は夏休み中で、お盆に近い3連休の初日8月10日か。このあたりって、もしかして札幌行きが一年で一番高い時期じゃないか? レッズのファン・サポーターなら、寒かろうが、高かろうが来るだろ。そう踏んで、札幌ホームのレッズ戦の日程を決めているんじゃないか、Jリーグ。

僕はそんなこと、これっぽっちも思っていない。だけど、そう考えるレッズサポーターがいても不思議ではないくらい、2年連続で厳しい日程であることは間違いない。特に今年はACLもあるから、サポーターの家計におけるレッズ係数は上がるだろう。いやサポーターだけでなく、僕だってそうなのだが。

それはともかく、前述した「レッズのファン・サポーターなら、寒かろうが、高かろうが来るだろ」という見方。これは合っている部分もあるとは思うが、ある意味で一面的だと思う。

気候が良かろうが、多少安かろうが、札幌までは遠征しない、というサポーターが多いクラブもあるだろう。そういうところは、逆に11月の厚別だろうが、ハイシーズンの札幌だろうが、どっちみち行かないんだから同じ、とも言えるのではないか。レッズのファン・サポーターはたしかに相当ハードルが高くても行く人が多い。しかし、気候が良かったり、休みの並びが良かったりすれば、さらにたくさん行くことは間違いない。結果としてアウェイの地域にたくさんのお金が落ちる、ということになる。

もし試合日程を決めるときに、そういう要素も考慮に入れるのなら、レッズのファン・サポーターの特性をそういうふうに見てはどうだろうか、と今回思ったのだが。


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