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清尾淳のレッズ話#266 2024沖縄キャンプだより②/「攻撃的に」が、見えたような気がした

 シーズン最初の対外試合ですべてを占えるわけではないが、第一印象は大事だ。
 21日の沖縄SV戦で見せたようなスピーディーなサッカーが、どの試合でも行われるなら、少なくともチャレンジの部分では回数が増えるだろう。マチェイ前監督も「チャンスの数をもっと増やさないと」と言っていた。その部分での期待は持てそうだ。

 沖縄SV戦に出場しなかった選手は、グスタフソン、ソルバッケン、チアゴ サンタナ、安部裕葵、小泉佳穂、リンセン。中盤から前の選手ばかりだ。
 出場した25人の中でも今年のレギュラーはどうなるのか、と考えているのに、まだ持ち駒が6つもあると、わけがわからなくなる。まあ詰将棋と違うのは、持ち駒を全部使わなくてもよい、ということか。

 対外試合の初戦を見るのが、宝箱のふたを開けるような気持ちなら、2試合目、3試合目は、「サンタクロースはいない。プレゼントをくれるのは両親だ」ということがうすうすわかってきてクリスマスを迎えるような気持ちかもしれない。
 それならそれで、リクエストすれば(荒唐無稽なものでなければ)それがもらえるのだから、ありがたいのだけれど。

 さあ、試合の感想をあらためて選手に聞きに行こう。

 ちなみに、さいしんコラム#1188もアップされるころだ。


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