『獣の奏者』の主人公、エリンの魅力について

こんばんは。

今日は私が大好きな物語、『獣の奏者』の主人公エリンについて、軽く話そうと思います。

私はエリンが好きです。好きなところをいくつか挙げていきます。

まず一つ目に、周囲を驚かせるほどの探究心と行動力をもっているところです。

弱った王獣を救うため、寝食を忘れて観察に没頭する姿を見ていると、じわじわた愛おしさが込み上げて来ます。

また、良くも悪くも突拍子もないことをしだすところもエリンの大きな特徴です。

それが今まで誰も気が付かなかった大きな発見につながることもありますが、時に命を失いかねない危険な行動をとることもあります。

そういう点も含めて、エリンは放っておけない、見守りたくなるような人間性であると思います。

作中ではジョウンやエサルを始め、多くの人物がエリンを救い、協力してますが、それはエリンに一種の「危なっかしさ」があるためだと思います。

二つ目に、笑うと太陽が顔を出したように、周囲がパッと明るくなるところです。

エリンは幼少期に母を失っていることもあり、どこか孤独な影のある子です。本人も余計なおしゃべりをしないタイプなので、どこか暗い人間のようにしまうかもしれません。

ただ、嬉しいことや面白いことがあればちゃんと笑います。

普段は影を感じさせる子が笑っていると、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいます。

三つ目に、礼儀正しく誠実なところです。

お世話になった人への感謝や目上の人への礼を欠かさないところは、私も見習うべきところがあります。

また、過去の災いを恐れ、多くの命が失われることを憂う誠実さがあります。

しかし、誠実すぎるあまり、自己犠牲的な考え方をもつ側面もあります。

こういう点があるからこそ、エリンには幸せになってほしいと思う魅力があるのでしょうね。

エリンの魅力を言葉でうまく説明できなくてもどかしいですが、私の言語化能力が高くなったら、またエリンについて書こうと思います。

それでは。


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