「努力出来るかどうか」は先天的に決まっているらしい。


今日、こんな記事を見た。

実は、この「努力できるかどうか」というのは先天的に決まっている可能性があるということが、最新の脳科学の研究で明らかになっているそうなのです。

なんですと〜!!

でも、思い当たる〜〜!!

うちの妹は完全に努力出来るタイプで、宿題は夏休みの頭に終わってるわ、コツコツ毎日勉強してるからテスト前でもテレビ見てるわ、受験直前でも家族旅行行って楽しんでるわ、で、現役で医学部合格した。

あんま頑張ってる様子はなく、ただ、毎日コツコツ勉強するという事を続けていて、まあ、努力出来る才能があるのね、この子はと、感心してた。

対して、私はというと、宿題は朝起きて慌ててやったり、結局間に合わなくて先生に怒られたり、テスト前に何故か部屋の模様替えをしたりしてて、まあ、努力の出来ない典型だった。

同じ親から産まれたのに、何故?と何度思ったか。。。

さらに、高校の先生に「努力出来るのも才能です。中学校までは努力出来なくてもなんとかなったかもしれませんが、今後は努力出来るよう頑張って下さい」と言われて、努力の出来ない私は無理ゲーとショックを受けた。

おそらくこの時の先生は、努力は自分の力でしていくもので、頑張りなさいという意味で使ったと思うし、私も、努力出来ないのは自分の頑張りが足りないんだと受け止めた。

でも、違った。そもそも脳の構造が違ったんだ!

この記事を要約すると、以下の通り。

努力出来る脳がどうかは、脳の3つの部分の働き方の違いによる。この3つは大きく2つの役割に分かれ、報酬系と損得勘定に分かれる。なにかの作業をする時に報酬系の部分の部分が活発に働く人は努力出来る脳、逆にそこが不活発で損得勘定が働く人は努力できない脳とのこと。

努力出来るか出来ないかは、脳の機能の違いであり、例え努力出来なくてもダメ人間ではない。そもそも成果は努力だけで得られるものでなく、色々な要素による。努力できない脳だということは、「無駄なことをしない合理的な人」と言い換えることもできる。

だから、私たちは、自分に合わせた努力の方法を見つけて、効率的に努力することが大切。実際、東大生を調べたら、努力出来る脳かどうかは半数だった。努力出来ない脳の東大生の中には、1日の勉強時間が2時間程度で東大に合格したと語る人もいました。曰く、「自分は2時間以上勉強なんて頑張りたくなかったから、その2時間でどれだけ効率的にやるかを考えた」とのこと。だから努力の仕方を工夫する事が大事とのこと。

おー!!なるほど。たしかに私はこの話は知らなかったが、ハナからコツコツ努力を諦めていて、あえて試験の直前に自分を追い込んでやっていた。国家試験も受験前の1ヶ月だけ頑張ると決めて、それまで模試でE判定だったのが、見事に合格した。その集中力たるや、自分でもびっくりだった。

努力出来ないのは脳の機能。この言葉はとても私を楽なしてくれた。これを自信に、自分の努力のやり方をブラッシュアップしていこう。

【努力できる脳の持ち主】
・時間をできるだけ長くかけるようにする
・勉強や仕事はとりあえずやってみて、効率はその後で考えていく
・スケジュールをしっかり決めて、それに沿って行動する
・勉強や仕事の場所を気分で変えたりせず、同じ場所で努力し続ける
【努力できない脳の持ち主】
・時間をできるだけ短くできるようにする
・勉強や仕事の内容を細かくチェックし、始める前から無駄を省けるようにする
・スケジュールを決めず、気分によって勉強や仕事の内容を変える
・勉強や仕事の場所は気分によって変える
・自習室などの周りが努力している場所に自分を置くことで、モチベーションをあげる

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