何を喋らないかが品性。

スピードワゴンの小沢さんの言葉。

某テレビ番組の中で小沢さんが次のように語ったとのこと。

人身事故をスマホで撮影するなど、現代のモラル問題についての話題に。撮影している方たちは悪気なくやっているという事に小沢さんは「何を喋れるかが知性で、何を喋らないかが品性だと思う」とコメント。

何を喋れるかが知性で、何を喋らないかが品性、、、ですと!!カッコいい!!

何を喋らないって、考えたこともなかったので、この言葉は目から鱗でした。

それを聞いてある同僚を思い出した。その方はかなりの先輩で、でも仲良くさせてもらってる人で、尊敬している方なのだが、その人がまさに、知性も品性も兼ね備えているのだ。

別に悪口を言わないとかではない。でも、直接的な悪口ではなく、ウイットに富んでいる表現でチクっと刺す感じで、なおかつ、相手が本当に嫌であろう事は決して言わない。

語彙力も豊富で、それを語るための基礎知識も豊富で、発言一つ一つが機智に富んでいて、聞いていて面白い。まさに知性。それでいて人を貶める事を言わないから、聞いていてラク。何が人が嫌がるかを理解し、知っていても触れない。まさに品性。

情報が溢れて、色々手に入るこの時代に、今後、意識しないといけないのは、何を喋らないかなのかもしれない。



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