深呼吸。
気づいたら凝り固まった肩が重く、足元ばかりを見ていた時間。はっとする。今朝はなんて空気が澄んでいるんだろう。冷たい風が頬を撫でることが、寒さより、心地よさを感じる朝だった。晴天なり。
ついつい無意識に息を止める癖がある。意識しながら深呼吸する2月の終わりの日曜日。時が経つことは誰も止められないけれど、四季の流れを肌で感じることができる今に、すこし自分の心にやさしくなれているようで。足取りは数時間前より、軽やかだ。
春はもうすぐ、そこに。深呼吸。
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