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オストメイト女子、ファッション誌の表紙を飾る!

オストメイトを公表するイギリスの女性たち

イギリスのファッション雑誌「GLAMOUR UK」で、オストメイトであることを公表し、SNSで周知活動に取り組む女性を特集したWeb記事がリリースされました。

【英語記事】
What living with a stoma really looks like: The empowering woman who use their well-followed IGs for anything but sympathy

(記事は英語ですが、オストメイト女子が笑顔で映っている写真をたくさんご覧いただけます。露出度が高いので、閲覧のさいはご注意ください)

いわゆる「モデル体型」ではない女性たちも、手術後のありのままの身体を受けいれて堂々とカメラの前に立つ姿はさすが!海外ですね。

また、オストメイト特有の「変わってしまった自分の身体が汚いもの、気持ち悪いものに見えてしまう」という辛さや悩みを笑顔ではね返し、胸を張ってSNSで発信を楽しむオストメイト女性の姿に勇気づけられます。

フォロワー2万人のオストメイト女子、ファッション誌の表紙を飾る!

上の記事の一番最初に出てくる女性は Amber Maddison Davis さん。Instagram(@amberostomy)で2万人のフォロワーを持つ英国オストメイト女子が、UK GLAMOURデジタル版(2021年1月号)の表紙を飾りました。

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このイギリスの雑誌「GLAMOUR UK」は以前から興味深い試みをしていて。

産後の女性の姿(ストレッチマークやセルライトなど、通常のファッション誌であれば隠す部分)を「その方の人生を象徴する美しさ」として脚光を当てるオーストラリア人カメラマンMillie Brandon(@mbrandonphotography)(英語の記事はこちらをクリック)を紹介したり、


体型に関わらず、自分の身体をポジティブに捉えよう!という「ボディポジティブ」運動が、いつのまにかアパレルブランドの大きめサイズのステマになっているじゃないか!と指摘。自分の雑誌のスポンサーである英国アパレルブランドOASISを名指しで痛烈に批判し、ボディポジティブではなく「ボディニュートラル(ポジティブ/ネガティブという価値判断を外して、ありのままの自分の身体と向き合う)」はどう?という趣旨の意見記事(英語の記事はこちらをクリック)を出したりしています。

日本ではなかなか見られない「ジャーナリズムって、こうでなくちゃね!」という、スカッとした読み応えの骨太記事が並びます。

身体の形が変わっても、自分への「好き」を捨てないこと

オストメイトという身体は、当事者にとっても話しづらいトピックです。

ちょっと込み入った説明をしようとすると「人工肛門」だの「排泄物」だの。女子として口に出すのに抵抗のある言葉のオンパレードですから(笑)

必要がなければ、あえて人に言いふらす必要はないと感じる方も多いようです。

ただ、オストメイトであることを隠したまま人づきあいをしていると... 相手と仲良くなればなるほど、その人に嘘をついているような申し訳なさを感じることがあります。

病気で身体が変わったこと、それでも今は元気なこと、とはいえ完全に健常者と同じテンポの生活を送るには不安があること、などの繊細な気持ちは、オストメイトであることをカミングアウトをすることで、初めて相手にきちんと分かってもらえたように思います。

べつに薄着で自撮りしてSNSに上げる必要はないんです(笑) ただ、他人とは違う身体の形になった自分も、前の自分と同じように大切にしてあげたいなあ。そしてそういう気持ちのときには、海外のオストメイト女子の姿に元気をもらうなあ。と思うのでした。

皆さんもどうか、ご自身の身体をいじめず。大切にしてあげてくださいね。


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