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生徒さんのレッスン日記 2024.3.13~3.17

今週は通常の個人レッスンと、ビギナークラスを木曜、日曜の夜にも行いました。新しく入会された方も参加してくださいました。

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Aさん:定期的に開催されているイベントで演奏をされることになったそうです。機材のご相談をいただきました。
他の出演者は独奏がメインで、楽器の音量もある程度あるため、PA(音響)は使用されないそうです。客数は約20名程度で部屋もリビングを広くしたくらいとのことでした。
なので、まずは前座として無伴奏、ノンマイクでスローな楽曲を1コーラス演奏されてみては?!と提案させていただきました。
今後、定期的に出演されることになったら、マイクと小さなアンプを用意されてもよいかと思います。会場の広さを考えると、Roland MOBILE CUBEあたりでも大丈夫かもしれません。カラオケ音源を入れている端末(機内モードにしたスマートフォンやタブレット端末など)を繋いで流すこともできますし、マイクにリバーブをかけることもでき、別途エフェクターを用意する必要もありません。持ち運びもストレスなくできるのではないでしょうか。
イベントでの演奏、楽しんできてください!

ビギナークラス:Bさんは低音が出にくいのが悩みとのことでした。演奏を聴かせていただくと、特に吸い音のときに口先でがんばって吸っておられる印象です。唇にも少し力みがあるように見えたので、唇を緩めてもらった上で「ホー」と発音するようなイメージで温かい息を吐く感じで吹き音を鳴らしていただきました。その状態を最小限の力でキープしたまま背中、腰から息を吸う感じで吸い音を鳴らしていただくようにお伝えしました。ご本人もはっきり自覚できるくらい、音が鳴るようになりました。楽に鳴ったと喜んでおられました。
直後の個人レッスンで、昨年末に入会されたばかりのCさんも同じ悩みを持っておられたので、低音を鳴らす練習をしました。「ホ」の発音を「フクロウの鳴き真似のイメージです」とお伝えするとわかりやすいようでした。Cさんも、先ほどより音が鳴らしやすくなったようでした。
(以前別の生徒さんの時に「森進一さんのイメージ」とお伝えすると伝わったことがあります。その方の音の感じなど考慮して、表現は変えることがあります。
ちなみに、吸い音の時に背中から吸う感じというのはピンと来ない方もいらっしゃるので、わかりにくい場合はスルーしてもらって大丈夫です。)

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今週レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!

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