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日プ女子、最終回!

終わってしまいました!
ついに日プ女子ことPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSが終わってしまいました!
10月から始まった日プもあっというまに最終回でした。
涙が出てくる〜!
※ネタバレあるので最終回見てない人は見ないでね!

↓日プってこれです。簡単に言うとアイドルグループオーディション番組。

これまでに2回、PRODUCE 101シリーズがあり、今回が3回目にして初の女性版「THE GIRLS」が放送されました。私は今回はじめてPRODUCE 101を観ました。それはもちろん、私の大好きなアンジュルムに所属していた「かっさー」こと笠原桃奈さんが出演するのが見始めたきっかけだったわけです。

まあ、私はもともと女性アイドルオタクなので、必然的に!おそろしいほど!この番組にハマりまくっていたんです!
この2ヶ月超忙しかった〜〜〜!

ハロオタの大人たち

でも、たびたびトレンドに「ハロオタ」があがるたびにドキドキしましたよ……。(正しくはハロヲタなのか?)ハロオタ!って呼ばれてる気がして!
「日プの桃奈」を純粋に応援したいんだけど、邪魔しちゃいけない!と思って。放送期間中は、なるべくハロオタとしての思いは載せないようにしていました。

ハロオタといってもハロー!は25年の歴史がありますし、いろんな形のファンがいます。日プまったく興味ないハロオタもたくさんいるし。ハロー!はモーニング娘。の歴史から始まってさまざまなグループがあるので、ハロオタ全員がこれまでのアンジュルムのメンバーを知ってるわけでもないと思います。
だから国民投票(視聴者投票)による順位発表のたび「ハロオタ」がトレンドにあがってるのをみつけると、ちょっと胸が痛むわ……って感じでした。
そういう時、いわゆる国民プロデューサー(投票している日プファン)の方で、あまりに行き過ぎた意見を書いてる人に対して、それはさすがにないんじゃないの?と思ってその人のツイートを辿ったら「期末考査終わった!」って書いてあって……ごめん、そうか!そんだけ若けりゃ極論をSNSに載せちゃうのもまあ仕方ないのかなと思いました。

追記:「誹謗中傷」がトレンド入りしてるけど、誹謗中傷はやめよう。
自分の家族や、好きな人に見られて困るような言葉を世界に放ってはいけないよ。

だってさ、私君らのお母さんくらいの年齢ですからね。
ちゃんと目見て話せたら「そういう考えもあるんだね。大丈夫、だれもあなたのこと攻撃してない。目見て。相手の中に自分を探せ」って、中曽根トレーナー風に言ってあげられるんですけどね。ハロオタも若い方はたくさんいますけど、国プよりは平均年齢層は高いんじゃないかと私は思いました。だからそこは練習生の邪魔もしたくないと思ったし、国プの若い人たちの世界を邪魔しないようにっていう気持ちもありました。

「感受性と情熱」は若い人の特技

番組が非常〜に面白かったのはもちろん、中高生や、学生さんと同じものを見て、同じようにいろんな気持ちになって、っていう経験がすごく新鮮で楽しかったです。実際若い人たちに「日プ見てるんですか?」って声かけられたのも嬉しかった!
放送後に反応を見ていると、若いうちはこんなにも小さな「心の揺らぎ」で、泣いたり、病んだり、推したり、時にアンチに走ったりもするんだなと気づきましたし、そういう感受性と情熱って、やっぱり若い人の得意なところで、自分は年取ったことによって良くも悪くも鈍感になってるのも、改めて気付かされたことでした。そういうのもひっくるめて全部面白いよね。

練習生だって、めまぐるしい喜怒哀楽や、涙! 一瞬一瞬で変わっていくあの輝きが、魅力じゃないですか…!あれも若さなんです!
練習生が「今しかできない」「人生をかけて」って言ってたのも、きっと大人になったらなかなか言えないと思うんですよ。かける人生そのものが長くなるし、人生が一人のものじゃなくなったりするから。
14歳で金メダルを取った岩崎恭子さんが「生きてきた中で、一番幸せです」って言ったじゃない。あの時もさ「うわ!そりゃそうだ!」って大人は思って、その純粋さに感動したわけですよ。大人は長く生きてるから、人生で一番幸せな瞬間っていろいろ候補が出てくるし、簡単に言えない。でも14歳だったら、間違いなくその瞬間は人生のマックス幸せな時ですもんね。
……え?何の話してんだって?1992年のバルセロナオリンピックの話!さすがに例えが古すぎるか。だってさ、練習生はほとんどSPEEDの「BODY&SOUL」知らない世代なんだから!

ビジネスは悪いことじゃない

人生を左右する瞬間を、エンタメとして見ているのって、ある意味残酷なことなのかもしれないけれど、そういうアイドルの純粋な輝きをビジネスに変換するのがアイドル業だとも思います。そこの理解は、大人と若い人たちの線引きポイントでもあるのかもしれません。ビジネスって、お金を儲けることなんだけど、金儲けってそもそも悪いことじゃないよ、と大人の私はF1層に伝えたいです。
たとえば「みんなに夢と希望を与えたくて、アイドルを無償でやってます、だからおいしいものも食べれない、かわいい服も買えません」…って子がいたとしたら、その状況、ファンは幸せなのでしょうか。好きな推しには幸せであってほしいでしょう?だからお金という指標で感謝や喜びを循環させる仕組みが必要なんですよ。それがビジネスであり、それをやるのが大人の務め、「運営」の仕事だと思います。

運営っていつでも嫌われ者なんだけど、それがなかったらこの番組もないわけですからねー。いち視聴者としてはいろいろ思うことはあったけど…!
でも、面白い番組をありがとうございました。って気持ちです。
そして何より、練習生の全員には心からの拍手を送りたいです。

いつも心に笠原桃奈さんを

話だいぶそれましたが、オーディションで選ばれた101人の(辞退者がいたので放送開始時は96人)練習生のなか、みごと最終順位で1位に輝いた笠原桃奈さん。ほんとうにおめでとうございました。

くじけたり泣いたりせず、そもそも高水準のスキルがあり、急成長シーンがなかったため、放送での印象は薄かったかもしれない。いや薄かった。あれでしょ「分量がない」ってやつでした。でも彼女は最後まで全力でアイドルやり切ってました。痺れるね。

きっと桃奈ちゃんは練習生の中でダントツで心が大人だったんだと思います。だって、プロとしてちゃんとアイドル業を大人と一緒にやってきた経験があったのですから。全部わかって、全部受け入れて、それ故にたくさんの苦労があったと思うけど、賞賛も批判も全てを愛して、過去のアイデンティティを否定することなく、最後までチャレンジャーの一人としてそこに立っていた姿は本当にかっこよかったです。
つまり、大人マインドのまま、いつだって挑戦は続けられるということ。
真の大人の私も、桃奈ちゃんを見習いたいと思いました。

いやーーお疲れ様!見た人はいつでも話そー。
私も愛してるわ!!!

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