8月6日の日記

在宅勤務だった。家で仕事をした。クーラーの風に当たり過ぎて、午後気持ち悪いくらい眠くなってしまったから、クーラーを切って窓を開けた。少し暑くはなってしまったけど、気味の悪い眠気がいつの間にか消えて良かった。
明日は出社日なので、事務所でやったほうが効率よく進められる仕事は明日に回して、小さなノートパソコンでも済ませられる業務だけを片付けた。
17時にはパソコンを切って夕ご飯を食べた。日曜日に買った豆苗を今更になって冷凍した。もうダメになっちゃったかな。でも今日少しスープにして食べたけど大丈夫だったし、まあなんとかなるだろう。

夕方、地元で働いている妹からLINEが来て、関東で23万円で暮らしていけるかな、なんて聞かれた。今こっちに来ようとしているなら絶対にやめたほうがいいと返した。それでも彼女は今の仕事が嫌だからと一点張りで、聞く耳を持ってはくれなかった。ある程度までいくとぷつりと気持ちが途切れてしまう自分の悪い癖が出て、そのあと少しやりとりをしてもラチが開かなかったから、じゃあご自由にどうぞ、といった具合で、LINEを返すのをやめてしまった。

有言不実行が私は一番嫌いなのだけれど、世の中結構そういう人は多い。少なくとも私はそういう人にかなり出会ってきて、悲しい思いをすることが多かった。妹は別にぐうたらした子ではないけど、現状に文句ばっかり言って、じゃあ何かしてるのかと聞けば何もしてない。だから心の狭い私は、二十歳もとうに過ぎておきながら自分の人生に責任持てないくせにたらたら文句ばっか言うなよなどと思ってしまう。
私は自分にもそれなりに厳しいつもりなんだけど、他人にも厳しい目を向けてしまう。実際に口に出したりはしないけれど、自分にだけ厳しく、他人には寛容に、という器用なことができないので、この狭量な心情をいかに隠してうまくやっていくかということばかり考えていて時間がもったいないなと思う。もっと考えなきゃいかんこと山ほどあるやろ。そんなないか。

夜は最近少しだけ続いているジョギングをした。5キロを40分くらいかけてゆっくり走っている。運動音痴なのにまあよく頑張るわと思う。いつも私の人生うまくいってんな〜と個人的に感じるときってだいたいガチオタ真っ盛りのときなんだよな。中学のときもオタクやりながら部活やって勉強やって生徒会やってって、あの時のわしのエネルギー半端な。

と、急にこんな普通の日記を書いたのは、今日が8月6日だからだったのかもしれない。昨日が当たり前に今日になること、今日が明日になることが当たり前ではないのだといろんな人は言うけれど、結局わたしは8月7日はあと1時間も経たずしてくるものと思ってこんなだらだらと過ごしているし、明後日になったらもうきっとこんなことを考えたことすら忘れてしまうんだろうなと思うと、つくづく情けねえななんて思う。8月6日のことを、わたしは全然知らない。感情任せは、ダメだ。ちゃんと知識をつけないと。先人たちに失礼のないように。夏休み(ないけど)の課題にしよっかな、いい歳こいて課題って…うはは。
やすこさんのツイッター見て一人でベッドの上で泣いた自分がやっぱり嫌いだなーって思った。その日記を書いた彼女の気持ちなんて絶対に分かりえないのに、易々と涙が出てくる自分が嫌だなあと思った。きっと企画をされた方々は深く学んだり調べたりされているんだろうけど、それを享受するだけの自分のなんたる浅はかなことかという気持ち。

わかった気になるのを、本当にやめたいです。

そんな、なんでもない日でした。

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