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漁業を知るマガジン

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漁業とは無縁の人生を送ってきた筆者が地方移住を機に瀬戸内エリアで頑張る漁師や漁業関係者の仕事、地域での活動を取材。漁師の仕事に興味がある人、地域ブランドづくりや地域活性を考える人…
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2022年8月の記事一覧

小豆島・漁師兄弟とタコ縄漁へ!【小豆島の漁業レポ】

通年、旬の食材が豊富な小豆島。 この島では、毎年夏の時期になると、タコ飯やタコの天ぷらなど、食卓にタコ料理が並ぶご家庭が多いという。 これまでもnoteで何度も登場している「小豆島のお父さん・お母さん」こと、我が家の大家さんご夫妻も、この取材の前々日に「タコ飯、炊いたから食べる〜?」と、その日に仕入れたタコで作ったという炊きたてのタコ飯をおすそわけしてくださった。 こうした日常からも、タコがこの時期の島の風物詩であることがよくわかる。 瀬戸内海周辺エリアは漁業が盛ん!瀬戸

全国初!地場産物の学校給食×YouTube×ICTで漁業振興が成功した5つの理由

「地産地消」というワードを耳にする機会が増えている昨今。 地元の地場産物を思い起こしても、東京で生まれ育った私には残念ながら東京の地場産物がパッと浮かんではこないのだが、昨夏に瀬戸内海の離島、小豆島、豊島のある香川県土庄町へ移住してからは、自然豊かな風景と旬の食材で、季節の移ろいを身近に感じながら過ごす楽しみを知った。 瀬戸内海に浮かぶ小豆島と豊島は地場産物が豊富!移住してからのこの1年の間に、日常生活や取材で触れた土庄町の旬の食材たち。 そのほんの一部だけを並べて振り返っ