いじめをうけたことがあるとカミングアウトされたら
あなたの周りに『いじめをうけたことがある』という人はいますか?
きっと多くの人が思っているより、いじめをうけたことがある人は多いと思います。
わたし自身もその経験があります。
その内容がどんなものであれ、傷つかない子はほとんどいないでしょう。
私の場合はあまり酷いものではありませんでしたが、6年経った今でも忘れられません。
いじめの話の詳細は後々書くとして、今回は
もしいじめられたことがあるとカミングアウトされたら
について話したいと思います。
これについてはわたし自身が思うことを書いていくので、全ての人に当てはまる訳ではありません。ご了承ください。
1.否定しないで欲しい
2.頑張ったね、と認めて欲しい
3.哀(憐)れまれるのは嫌だ
4.カミングアウトの後も変わらず接して欲しい
まず1について
とても当たり前のことかもしれませんが、たまにいるんです。
「いじめられる側にも問題がある」
って言う人。
私をいじめていた子もそう言っていましたよ。いじめていた理由は何も無くて暇だったからと、後々聞きました。
いじめられる側が悪いことなんてほぼありません。そんな悲しい言葉はかけないで欲しいです。
2について
頑張ったねって褒めて欲しいと書きましたが、もっとしっかり言うと、認めて欲しいんです。分かりずらいので違う言い方をしました。
いじめられて承認欲求が強くなったのか、元々強かったのかもう覚えていませんが、私は
「辛かったね、頑張ったね、えらいよ」って言われたい。
いじめられていたけど、自分は頑張ったんだって認められたいです。
3について
これは少し2にかぶさる内容です。
『いじめをうけたなんて、可哀想だ』なんて絶対に言われたくありません。
同情されたくないんです。以前、自分以外にいじめをうけた人を見たことがありますが、同じような思いを持っていました。
2にかぶさると言いましたが、皆さんは
『認めること』と『哀(憐)れむこと』の区別をつけていますか?
この区別、実は難しいんです。
友達が悲しいことがあったと話してくれた時、つい「それは可哀想だね」と言ってしまいませんか?
私はこの言葉は同情の意味を含むと思っています。実際、ネットにはこう書かれています。
かわい‐そう〔かはいさう〕【可▽哀相/可▽哀想】 の解説
[形動][文][ナリ]同情の気持ちが起こるさま。ふびんに思えるさま。
「辛かったね、頑張ったね」ではなく「それは辛かったね、可哀想だ」と言っていませんか?
認めることと、哀(憐)れむことの区別は大切です。
4について
これはそのままの意味です。
いじめられたと話したからといって、気を使われたり遠慮されるのは嫌です。
それこそ同情されているようで、こちらも距離を置いてしまいます。
いかがでしたか?
きっとカミングアウトされた側の人というのは、相当な信頼をおかれているんでしょう。
これを見て、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
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