見出し画像

【ライブ感想】μ's1stライブとキャストの「近さ」


はじめに

三度の飯よりのぞえりがすこ!どうも、伊津島です。
先日、μ's1stライブのBlu-rayを視聴しました。
その内容は初めてのライブとは思えないほどクオリティが高く、本当に購入して正解だったと思いました。
今回は1stライブで僕が感じた「近さ」について述べたいと思います。



キャストとの物理的距離の近さ


1stライブの会場である横浜BLITZのキャパシティは1700人だそうです。
Aqours1stの横浜アリーナが17,000人、虹ヶ咲1stの武蔵野の森総合スポーツプラザの最大収容人数が10,000人であるのに比べるとかなり小さい会場だと感じます。

それだけあってキャストとファンの皆様(僕は基本的にオタクという生き物に同族嫌悪の念を抱きますが、μ's1stライブの会場にいるオタクは先見の明を備えたエリートなので敬意を表して「ファンの皆様」と呼びます。)との距離がかなり近いです。

うらやましいことに最前列にいるファンの皆様は実際にキャストと会話が成立してる場面も見受けられました。

そして極めつけは、ライブ当日の2月19日がバレンタインデーに近いこともあり、内田彩さんと久保ユリカさんがファンの皆様に向かってチョコレートを投げると言った一幕も…

画像1

画像2

いや、ここでチョコレート受け取ったファンの皆様、一生の武功あげてるでしょ。

余談ですが、次の曲の準備に入るために新田恵海さんがチョコを内田彩さんと久保ユリカさんに託して退場する際、

「みんな、もちろん素敵な時間を過ごしたんだよね~?ね~?あ、すごい。ブーイング?ブーイング?(笑) そんな素敵な時間を過ごせなかった人たちのために~二人にはこれを配ってもらおうかな~なんて(原文ママ)」

とバチバチにオタ…ファンの皆様を煽っていたのがめちゃくちゃ好きです。


キャストとの心理的距離の近さ


まあ、ここまでが前置きなのですが。
本題はここからです。

1stライブで印象に残ったのは「キャストの練習風景をキャストとファンの皆様が同時に鑑賞する」場面です。

画像3

Blu-ray特典のメイキング映像などではなく。
ライブの現場で流している。

これが僕にとってかなりの衝撃でした。

僕がμ'sに抱いていたイメージは、

「さいたまスーパーアリーナや東京ドームなどの大きな会場で最高のパフォーマンスをする。そして、そこに至るまでの影の努力は一切見せない。」

まさにプロのやり方という感じです。

しかし、この場面はまさに真逆。

さいたまスーパーアリーナや東京ドームと比べるとかなり小さな会場で、「私たちこんなに頑張ったんですよー!」とファンの皆様にさらけ出している。

それだけではありません。

アンコール後、最後の曲になる前のMCで一人ずつ感想を述べていくのですが、見事なまでに弱音、弱音、弱音。

「間に合うかどうか不安だった。」

「ダンス未経験者がいる中で本当に合わせられるのか」

「お客さんが30人くらいだったらどうしよう…」

「実家に帰ろうかと思った⊂(^ω^)⊃」

そうやって弱音を吐きながらも「この場に立ててよかった。」「これからもラブライブを引っ張って行こうと思った。」と涙ながらに語るキャストの姿に、強く心を打たれました。

そこに映っていたのは、ファンの手が届かなくなるような、伝説になる前の9人でした。

(ちょっとだけ余談ですが、МCの際、メンバーを代表してファンの皆さんやスタッフ等の関係者に謝辞を述べる南條さんがまさに「生徒会長 絢瀬絵里」を体現していたと思います。)


おわりに

僕は今まで「1stライブからFinalライブに至るまでのキャストの努力」にばかり目を向けてきましたが、1stライブというスタート地点に立つことこそ彼女たちにとって大きな試練であったことがわかりました。

「自分もやり切った後に泣き出してしまうくらい頑張らないとなあ。」

一緒に1stライブを見ていた友人の言葉ですが、僕もそう思います。

これから先の人生、いろいろと辛いことが待ち受けているだろうけど、この1stライブを心の支えにして頑張ろう。

そう思わせてくれたМCの後にμ'sが歌ったのは「僕らのLIVE 君とのLIFE」でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?