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収入の差

みなさまご無沙汰しております。
井上紗代美です。
近頃、自分と向き合う時間が多く、アウトプットが疎かになっていました。

最近は本を読んだり、様々な方の講演会を聞いてみたり、
改めて自分の今後の人生について向き合う期間にしています。

会社の経営理念を考える上で
自分の人生のビジョンを明確にしたいと考えたからです。

今日は最近読み返した
きずな出版から出たビジネス書、
中野祐治さんの「億を稼ぐ人の考え方」についてご紹介したいと思います。

著者である中野さんのnoteはこちら👇

中野さんは、株式会社YAPPYの代表取締役、ほかにも複数の会社を経営する実業家です。
飲食店、オーガニックショップ、人材派遣事業、講演会、業務コンサルティング、ビジネストレーニング事業などを多岐にわたって展開されています。

大阪府大阪市生まれ。
神戸大学卒業後、シャープ株式会社(SHARP)に入社されました。
24歳で経営のメンターと運命的に出会い、そこからメンターに学びはじめられたそうです。
26歳のときに親族の借金を肩代わりしていたご両親が夜逃げ。
借金取りが家に押しかけて来ることも経験されたと本に書いてありました。

その経験から、1回きりの人生を全力で生きると決められ、
人生において「すべての人を勝利に導く」をビジョンとして掲げ、事業の道に踏み出し、27歳で独立されたとのことです。

39歳ですべての事業からの収入が年収1億円を超えられたそうです。

中野さんの著書は、王様のブランチの本のランキングでもランクインするほど売れているんだとか。(下記リンク参照)


私は大人になるまで、ありがたいことに両親や親族に愛情いっぱいに育ててもらい、
裕福な家庭か?といわれたらそうでもなかったのですが、
やりたいことや学業には目一杯お金をかけてもらってきました。

ありがたいことに奨学金を借りることもなく、
大学まで中高大と私立に通わせてもらった両親に本当に感謝しています。

大人になって一番感じたのは、
今の自分のお給料では自分が暮らすだけでも精一杯なのに、東京で子どもを育てるなんて絶対に無理!!!ということでした。

億を稼ぐ人の考え方の中にはこんな問いかけがあります。

あなたは、自分が得ている給料に満足していますか?
その給料は、あなたの仕事内容や仕事量に対して「妥当」な額ですか?

新卒一年目のお給料は会社や業界によりばらつきはあれど、
額面で月20~30万程度の会社が多いと思います。

もちろん私もその一人です。
続けてこのように書いてありました。

簡単に言うと給料は、「あなたが明日も同じように働けるために必要なお金」です。
つまり、稼ぐ手段として給料だけに頼っていては、豊かになれるわけがないのです。

OMG!!!!!!!!!!!!!

私も25歳の時に恩師に言われてはっとした言葉でした。
能力の差は努力の差だけれど、収入の差はしくみの差。
何のために仕事をするのか?に向き合うきっかけとなりました。

大人になったら就職するのは当たり前と思っていたけれど、
こんなこと学校では誰も教えてくれなかったですよね。

アメリカ人は多くの人が金融資産を持つのにも関わらず
日本人は戦争の時の教えから貯金をし、金融資産を持っていない人が多いとよく聞きますが、
そこまでの貯金もない、金融資産もない私はどうしたらよいのか。

現実に向き合い、起業への道に進むことにした私へのヒントが詰まっている本でした。

お金だけがあれば幸せか?と言われたらNoですが、
お金があれば人生の選択肢は増えます。
大切な人を守るにもお金が必要です。

大切な家族や、友人、そしていつか生まれるかもしれない自分の子供に
目一杯お金を使えるような自分になるためにも
お金に対するリテラシーを高めようと気づかされたそんな一冊です。

年末年始、いっぱい本を読もうと思います。

それでは皆さんごきげんよう。