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10月27日の日記 秋葉原のミルクスタンド

乗り換えで秋葉原で下車。津田沼行きのホームにミルクスタンドがあることを知っていたので、はじめて利用してみた。

思いがけずクールだった。30秒で終わる超ストイック飲食店具合と、そんなスタンスに対して多すぎる品揃え。
もっともポピュラーなコーヒー牛乳を注文しようとするとそれより60円高いのを「こっちも美味しいけどねえ」とすすめてくる、なんか商売上手な店員。

牛乳を飲むための場所。ミルクスタンドを見て「ちょっと牛乳飲んでっか!」ってなる思考を持つ人は愛おしい。それがルーティンになっちゃったりしていたらさらに愛おしい。

立ち食い蕎麦は、純粋な食欲だけど、ミルクスタンドで牛乳を飲みたいという気持ちはもっとおぼろげなものである気がする。完全に、ついでの感じ。
みんな30秒で栄養を摂取したい、不摂生を改善したい、そんな気持ちで立ち寄ってるんじゃないだろうか。
駅のホームで牛乳を一気飲みすることで健康になろうと思う人はかわいいし、それを作り出す存在はミルクスタンドしかないと思うと尊い。なくならないでほしい。
あまり秋葉原に用事がないのが悲しいけど、これからは絶対に寄りたい。

ビールとか飲みます。