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KIRINJIライブ 覚え書き

KIRINJI、1年ぶりです。
堀込高樹がTwitterで「高樹です。神セットリストです。」と言っていたので、期待してはいたがマジでよかった。

選曲のトーンがcrepuscularに合わされていたからか、いままでライブに行ってやらなかったキリンジ時代の曲を堀込高樹のボーカルで再解釈して聞けたのがうれしい。「小さなおとなたち」や「朝焼けは雨のきざし」をやるとは。

去年のライブで「明るいクリスマスソングと暗いクリスマスソングがあるんですけど明るいほうのクリスマスソングをやりますね」と言って「クリスマスソングをなにか」をやったんだけど、今年は「暗いほうのクリスマスソング」をやった。
まさか堀込高樹がフルボーカルの「千年紀末に降る雪は」を聞けるとは。本当に鳥肌が立った。
途中でギター同士で戦うみたいなやつ(きっとなにか名前がある)をやっていたのもかっこよかった。
鎮座DOPENESSなしの「almond eyes」がすこぶる良く、ラップの代わりにMELRAWさんのサックスが冴えていて最高。

Maika Loubteさんが歌うkiller tune kills meは日本語の響きが面白かった。堀込高樹が韓国語パートを歌っていたのも良かった。
「雲呑ガール」で誰かが「ホテルいくぞ!」って怒鳴ったのも謎だったが良かった。全体的に良かったとしか言いようがない。
アンコールで近年の劇伴や提供曲をたくさんやってくれたのも嬉しかった。
KIRINJIはほんと毎回いちばん新しいアルバムがいちばんいいアルバムなところがすごい。

ライブに行く前に人と約束。完全に旧Zeppに行ってしまいとんでもない遅刻をかます。腕時計が奇跡的におそろいだった。

ライブ終了後すぐに書いた日記なので語彙が終わってる
いま思うと、千年紀末〜とあの娘〜は同じような都会で希望を見出せず孤独を抱えている主人公の歌かもしれない。

ビールとか飲みます。