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月イチ!レポート

その昔。
ライブサポートのお仕事で、楽屋にお弁当が運ばれてきました。
ひとりひとりのミュージシャンの名前が蓋に書いてあります。
誰一人食いっぱぐれしないように、気遣ってくださる。
「ありがたいなあ、頑張らなくちゃ(別にお弁当のせいで頑張るわけじゃないけど)」と思った矢先、自分のお弁当にはこう書かれてたのです。

「犬山様」

惜しい。私は犬より猫が好き。
いやそういう話ではない。
点の位置がずれて

「太山様」

になっていたら、それはそれでハラスメントだな(笑)
名前の書き間違いは気をつけようと心に誓ったあの日……。

ま、そんなことは置いといて(関係ないんかい!)

先週は「月イチ!オンラインワークショップ」でした。

月に1回でもいいから、クワイアに所属していなくてもいいから、ゴスペル歌ってみませんか?と2019年1月から始めたこの企画。
途中コロナの影響により対面でできなくなった後も、オンラインでやったりリアルとオンラインの併用だったりと、スタイルを変えつつ続けています。

今回の「月イチ!」も予定ではリアルとオンラインの併用でしたが、時節柄オンラインのみとなってしまい、それでも東京やら青森やら函館、帯広、そして札幌と、いろんなところから多数参加していただきました😊

歌うのはもちろんなのだけれど、テロップや動画なども入れながら、歌い方や発音やリズムや、歌う曲の意味も含めて掘り下げて深める……それが楽しいんです!100分があっという間。

例えば今回の曲、歌詞はこんな感じ。

When all God’s children get together, what a time
There’ll be rejoicing forever more
We’re gonna have a time, yes!!
(♫When All God's Children Get Together / New Direction)

このまま訳すと「神の子どもたちが集うとき なんて楽しいんだ イェイ!」みたいになります(笑)

確かに集まって歌う時は楽しいので、「集まると楽しいぜい、イェイ!」と歌うだけでもいいかもしれない。
音楽として全体を捉えるだけでもエナジーを感じられるのがゴスペルだけど、
その深さを知ると、そのエナジーが瞬間的なものではなく持続するものに変わっていく。
そこが私にとってのゴスペルの魅力でもあります。

この曲も、歌詞のベースになっているのは旧約聖書の詩篇133篇で、その背景を紐解いていくと
「当たり前と思っていることは実は当たり前ではなく、ただ神の恵みなんだ」
なんてことがわかってくる。
信仰の強要はしないまでも、これを知ると歌うときの心持ちとか、この曲を思い出すときの気持ちが変わってくる……その楽しさをシェアしたい。
そんな歌詞に良質な音楽が乗っかる。演奏も素晴らしいしグルーヴも最高。
そこに声が合わさると、

ゴスペルやめられなくなるんですねぇ(笑)

犬山、いや太山、もとい大山小夜子のnoteでは、
そんなゴスペルの魅力も時々アップしていこうと思ってますよ。

今後もよろしくおつきあいください!

Be blessed EVERYBODY!!


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