初の
いつもつらつらついった〜の下書きに溜め込んでは削除してきたグレショー考察と感想をここで消化します。
第4回!
「これはまだ本番ではない」
どの会話を切り取っても気まずさ満載なのがとにかく気持ち悪かった。最初の榊マウントシーンは、バレンタインのチョコ大量に貰ってた発言をラジオでしてた末澤誠也さんが蘇りましたね。あのときもあんな顔してたのかな。(してないですよ)ナットの納得いってないような頷きと、公野のテンションの空振り方がぞわぞわしました。あーこれこれ、なんか見たことあるわあっていう、気まずさ。
「Singin' in the rain」
今回の話の中でいちばん暴力を感じたのはこれだった。シンプルにがんがらがっしゃんって音が怖いっていうのもあるけど。自分か、もしくは他人が綺麗に積み上げたものを、笑顔で歌いながらめちゃくちゃに破壊していく。道徳の授業出てなさそうな榊。最後、両手でポイッてしたとき、「こわー!」て言った気がする。気がするだけ。
「ぼくのまち」
最初、ワンツーが全然揃わないあれ、パンクブーブーの引っ越しのネタ思い出してひとりでケラケラしてしまった。あの歌、結局何だったんだろう。刑務所、幼稚園、小学校、幹線道路、空港……、(幼稚園や小学校がこの並びにあるのは、おかしいんじゃないか?って思う、この気持ちすら暴力?)ぼくのまちに建てていいよってどこから目線の曲やねんって思いました。いいよ、それでも、ぼくらは受け入れるよ!なんてとんだハッピーソングで。こういうことを、敢えて歌って、路上ライブしてることすら暴力的だった。周りでブロック拾ってる三城平のこと、見向きもしないところも。チップなんてあげたくないよね、わかる。
…めちゃくちゃ歌上手くない?
「優しいひと」
ついった〜では割と、公野何してんだ!榊可哀想!みたいな反応が多くてびっくりした。こりゃ公野キツイよなあ…って見ながら思ってたから。「或いは、その側面も…」って言いかけた公野は多分真面目で、丁寧に喋ろうとするひと。(まあちょっとめんどくさそうであるけど)その公野が口を開いた瞬間、榊は喋り出してしまう。ちょいちょい映る公野、どうせ喋ろうとしても……感がすごかった。ひとりで思い込んで、病んで、ひとに当たるって、現実世界にはゴロゴロいるタイプだと思うけど、榊を通して客観的に見たら、それさえも相手にとったら暴力なんだなと実感した。誕生日プレゼントを渡されないように別れ話を早めに持ちかけようとしてた公野と、もう買ってしまったからそれまでは別れる訳にはいかない榊。自分勝手、って言葉が、あまりにも榊にブーメランな気がした。最後の「優しくしてくれてありがとう」ってセリフも、優しくされたら誰でも好きなんか?って思ったし、別れる理由を「公野が告白されたから」ってただひとつに決めつけたところもう〜んてなってしまった。(榊アンチじゃないけど!)
公野の「おれは榊じゃないとダメだけど、榊はおれじゃなくてもいい」って気持ちが聞こえた気がして、公野担になりそう。推すわ。
公野、榊、幸せになってね。
「愛のドキドキ百億万回レース」
ついにきた!体操服!ガリガリ!高身長!佐野晶哉!
100って出来てない絶妙な手も、意味もなく手握りしめて揺れてる感じも、子供なんだけど、見た目は大人。脳バグりそうになった。子供が言ってるにしては難しい言葉もあって、これは子供なのか…それとも大人なのか…またもやバグりそうになった。いわゆるヤンデレ、(現実は置いておいて、)フィクションで見るのはすき。漫画とか、小説とか。「お前のためなら死ねるよ、おれ」「好きすぎて死んじゃいそう」なんてのを見たら、きゅんよ。(現実ではちょっと、いやかなり、寒すぎるけど。)今回はそれが、勝手に両想いだって思ってる女の子への気持ちだってこと、そして、子供だってことが暴力性を生み出してるんだと思う。ヤンデレな子供、こわ。なんとなくこの話は自分でも消化しきれない、追記するかも。
ずっと続けてきたコントのキャラをきっかけにして色んな役の振り幅を広げていく佐野くん、めちゃくちゃかっこよかった。福谷さんにそれが限界ですか?って詰められてる佐野くん、子犬みたいでかわいかったな。子犬チャンスくれてありがとうございました。
おしまい
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