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19歳のアメリカの青年からインタビュー

3年前、元海軍挺身偵察機の乗組員 田中三也さんに戦争当時のインタビューをしにアメリカ在住の17歳のC君が来日した。
彼の目的は第二次世界大戦をアメリカ側からの視点と日本側からの視点で本を出版すること。
今回改めて来日し、田中さんから当時の話をインタビューする予定だったのが…
最近の世界的なコロナウィルスの規制のために断念。そして急遽スカイプを使ってビデオ通話でインタビューをすることに!
田中さんも初めての体験とのことで…前日からバタバタと( ̄▽ ̄;)

スカイプでのインタビュー、田中さんは正装。でもPCに映し出されるC君も正装でした。うちらスタッフ3名私服…(≧∀≦)

画面の中のC君は田中さんの著書「彩雲のかなたへ―海軍偵察隊戦記」を持ちながら、著書の内容を細かく聞いてくる。自分で訳したのか誰かに訳してもらったのかとにかく熱心だ。

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しかし実際、通訳のMさんと一緒に話に挑んだものの、田中さんの言う用語や名称を英語にするのに四苦八苦、田中さんの参加した海戦も日本側の呼称とアメリカ側の呼称が違っていたりもして(南太平洋海戦はアメリカだとサンタ・クルーズ諸島海戦ていう呼称だったり)専門的な話は難しいなぁと改めて感じた次第でございます…。(田中さんの著書を翻訳したいと考えているけど遠いなぁ…と改めて実感)

約束では2日間13時〜16時の予定だったけど、おそらく1日が精一杯だろうと、1日だけに変更してもらったものの4時間びっちり。休まずやってしまいました。
いつもと違うインタビューに田中さんはお疲れのご様子でしたが、それよりスカイプのビデオ通話に「すごい世の中ですなぁ〜」と感心しきりでした。

でも彼はとても充実した時間だったようで、
「これなら2週間に1度はインタビューしたい」と。これには一同苦笑い。
大学ではボート部に所属しているらしく、4時間ボートを漕いだ後の夜中のインタビューだったので、「今夜はとてもよく寝れそうだ」ととても満足そうでした。

今回延期になった来日、8月終わりに変更してやってくるそうです。早っ!
8月で二十歳になると言っていました。
日本語の勉強を始めたとのこと。目的があるっていうのは素敵なことだなぁと、改めて感心。

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1度、田中さんの自宅へ行ってスカイプ使えるようにしておかないと…( ̄▽ ̄;)



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