刀ステ　単独行　感想1

舞台 刀剣乱舞 山姥切国広 単独行 ―日本刀史―
10/8 18:00を配信で見た感想です

荒牧さんは本当にすごい役者だ！！！というのが一番の感想。荒牧さんほんとにすごいよな。あのセリフ量と殺陣と移動と踊りと、どうやって覚えてるんだ。人間あんなに頭に詰め込めるもんなの？？？
声優さんを七色の声とかいうけど、七色どころじゃない10色以上の荒牧慶彦がいた！全部の役にしっかり感情も乗ってたと思うし、ほんとにすごい。
慈悲深い人物から戦闘狂、女性まで。そして、悲伝の三日月宗近を演じる山姥切国広…

真っ白の三日月宗近と山姥切国広の対決シーン。初見のときは困惑しかなかった。けど今は何度見てもじわじわ泣けてしまうシーンになりました。あの鈴木拡樹をまっきーさんが完全再現、泣くしか、ないよね。泣くわ〜〜〜。てか、感謝祭の入れ替わってる〜！？予告だったんかよ
（ところで何で白三日月じゃなかったの？）

山姥切国広にたくさんの役をやる一方で、織田信長はたくさんの役者でリレーしていく

織田信長はたくさんの人が演じて
山姥切国広はたくさんの人を演じる
という間逆のアプローチだった

EDの傘、山姥切国広以外全部「織田三郎信長」って！！そんなんありー！？(笑)

演劇でしか成り立たないやり方じゃない！？
ストレートプレイとしてめちゃくちゃおもしろい演出。そして、虚伝からずっといい続けてる「それぞれの織田信長」像をこう解釈してくるの、うまいなぁ…ほんと…

（舞台千年女優がこんな感じだったみたいなんだけどほんとどっかで見れないかな〜）

織田信長たち、犬とか猫とかオカマとかクセ強いて笑った。女性織田信長はFGOとかにいるもんね笑
織田信長たちのセリフ、たまに卒業式の呼びかけみたいだなと思った

ふくのすけ、額の模様が月。黒子さんの顔芸でふくのすけの感情が分かるとこも面白かった。キャラブレ信長を見る黒子さんの顔w


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山姥切国広早着替えなんですけど！どれも！美しすぎでした！！ぜんぶ！作画よすぎん！！！？？？

「勾玉三部作」という小説シリーズが私大好きなので、神代の時代のスサノオや飛鳥時代のみずらまっきーにめちゃくちゃテンション上がりました。どれも美しい………え………写真集とか出ます？？せめてアフターブロマイドを……

ヤマタノオロチの造形もすごい

山姥切国広の姿の三条宗近というのも色んな感情が湧き上がります
（とうかぶで松也さんが三日月宗近と三条宗近やってましたけど）

全身タイツで頭だけきぐるみのふくのすけww
すごく真面目なテーマなのにちょいちょいこういうの入れるんでしねw

パペット可愛すぎる！！！！鵺ふわふわ
パペットの姿の小烏丸からああいうセリフが聞けるの、趣深い。
「お前はある意味では三日月宗近を救ったのかもしれんということだ。お前はすでにその答えをもっているのだからな」

北条政子すごかったね。綺麗だった……やば…

畠山吉宏に「のめり込みすぎ」って言われるまんばちゃんw 殺陣もぜんぜん違った。
（禺伝の「光源氏役」が何人かを転々としてたのを思い出しました）
鬼丸国綱ここに出たよ。

明智光秀パートは虚伝のラストシーン再現。織田組の後ろ姿。
色んな解釈や憶測を呼ぶために織田信長は自身の亡骸が発見されないようにした、なんてそんなことを事前に計画してやれるわけないだろと思うけど、そうだったら面白いなと思った。

石出帯刀の逸話知らなかった。めっちゃいい話。でもなんでこの話だったんだろう。

西郷隆盛の最期。私は鹿児島出身なので方言もだいたい分かるし親近感を持ちつつ見ました。（介錯したのは桐野利秋ではないらしいが）荒牧さん前髪上げるのも似合うね。てか、似合わないものなんかない

きわめんばちゃんの登場シーン。煤けてない明るい太陽をバックに風が吹いてて完全にアニメだった……！
修行の手紙を冒頭に書き終わってたから、内面的にはすでに極めてたんだと思うけど、ここでついに布が消えた。うつくしい！！！

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こっから順番バラバラ感想
考察のようなものも混じります



無数の織田信長のシーン、床に映る照明の模様が悲伝の時空崩壊のときの背景だ
照明も凝ってる。現地でも見えたらいいな

ふくのすけーーーー（涙）
御守り・極 でしたね。課金の御守りだ
ふくのすけ死んだら黒子さんもいなくなる……

まんばちゃん破壊ボイス聞いたことなかったからさ………復活してよかったよおおお（i_i）
もしかして復活しない時間軸や普通の御守りの時間軸もあった……？こわ………

「山姥切国広よくぞもどった」のセリフ如水だよね？ 自分たちで倒しといて、復活したら喜ぶ如水さん。なに考えてんの!? 刀剣男士たちに対して、この時間軸で折れたらそれでいいし、より強くなるなら大歓迎！みたいな、時間軸が無数にあるからこそモルモットを観察するかのように育ててるわけですね…こわいよー。
極まんばちゃんが織田信長にやられようとしていたときは「そこまでです」って止めていたし、如水は、他の黒い朧たちに自分の考えをすべて説明してるわけではなさそうだな

蘭丸の朧の殺陣は不動の動きするんだ…

甲冑の織田信長、天魔王（髑髏城の七人）にしか見えんw

黒まんばちゃんが分離するやつアニメっぽかった
「山姥切さんが2人見えます」のところアニメだったら足元からスーッて出ていくやつだろうな
「三日月を守れなかった」後悔の念が影
そして山姥切国広の影に時間遡行軍の思念を送り込んだ（黒いもやもや〜）のが、物語ヲオクレくんなんですね


ステ本丸の本丸襲撃は、ゲームの大侵寇のエンディングより前のループなのか
ていうか、ゲームの大侵寇のエンディングは円環が断ち切られたあとの世界ってことか！？（すごい今更の気付き）
刀ステの悲伝→（初期刀たちの大変な努力・たくさんのループ）→ゲームの大侵寇エンディング　という流れであってるか？

ま…ゲームの大侵寇のエンディングも円環が断ち切られたとは明言されてないですけどね、ただ三日月がこの先は見たことない、知らない展開って言ってただけで

ループ回数が少ない時間軸では、山姥切国広が極の旅に出ないまま円環の終わりが来てしまった場合もおそらくある。そのときにも本体から分離した「影」が生まれているんだろう。時間軸の数だけ「影」はいて、如水たち朧部隊はそれらを捕まえて、実験台にして（時間遡行軍と合体させたり、統合したり、歴史上の人物を演じさせたり）使い捨てているんだろうな。そのうちの１体が綺伝で黒田孝高のふりしていたやつ ということですね

審神者の遺体もいっぱい収集していたけど、あれも全部ステ本丸の審神者だと思う。あらゆる時間軸で死んだステ本丸審神者。だから審神者の手を弥助に託して顕現の実験させるし、真田十勇士もあの審神者の力で顕現したんかな。実験材料じゃん

織田信長を統合させようとするってことは、あそこにいる黒い朧たちはすでにある程度統合済みなんだよね。無数の織田信長たち全員、統合されることを嫌がってるのに、黒い朧織田信長はなんで統合に合意しちゃったんだろう。黒い織田信長、もしかしてあんまり自我ない…？


ここで、三日月だけでなくステ本丸が円環していることを知ったまんばちゃん。でも、また円環の最初に戻ったら全部忘れちゃって、こじらせてるとこから始まるのかな？ それとも三日月みたいに「すべてを覚えている」状態になるんだろうか？後者だったら、序伝から全然違う展開になっていきそうだ！それが「陽伝」なのかもしれない！


一番知りたいの↓これなんだけど、今回も明かされなかった
円環0回目の世界で何が起こったか
円環の終わり（最初に戻る直前）になにが起こってるか

冒頭の時計の模様は、虚伝〜天伝のやつでした

朧部隊が何してたか、黒い朧は白いのと違うのか？オクレちゃんは何？という謎はすっきりした！

鋼に思いを馳せる
ここではないどこかへ連れて行ってくれる
禺伝だとそれは物語だったなあ


「分かろうとするな 思いを馳せろ」
思いを馳せたぶんだけ物語が生まれて
「歴史とは物語」なので、つまり歴史は無数にあっていい ということ
山姥切国広が山姥を斬ったのか、本歌が山姥を斬ったのか、どっちも斬ってなんかいないのか、諸説あっていい
天伝のまんばちゃんは「諸説に逃がす」弥助を否定していたけど、それもアリなんです？！
女や人外OKなんだから、OKだよね

まんばちゃんは「三日月を救う」のを諦めて「三日月を信じる」ことにし、
救う対象から、一緒に「歴史を守る」仲間になることにし、自分も円環を巡る旅に出た。


じゃあ「歴史を守る」とは、結局どこを守れば？ ひとつに統合してしまうのを阻止すればいいのか？

円環を断ち切ること=歴史を守る？

信長を救うことが円環を断ち切ることに繋がる………？
信長を救うってなんだろー？

また謎が増えてしまった
黒い甲冑の信長、何者なんだ
本物なのか

ところでさ…三日月を救うことを諦めたまんばちゃん。わりとあっさり時空の狭間みたいな場所で三日月と再会してたりしないかな。
求めることをやめたとたん手に入る みたいな展開末満さんやりそうだなーなんて思ってしまったw


それにしても、何度も言うけど、荒牧さんはすごかった。千秋楽までどうか健康で頑張って下さい。

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ぐっちゃぐちゃな感想ですみません。ここまで読んだ方いたらほんとにすみません。ありがとうございます。

ふせったー2023/10/13より転記