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訪問着を着て博多の名古屋で行こう

ふと流れてきたポスト
絽の訪問着に絽の名古屋帯留 おしゃれな帯留
まぁ かっこいいお姉様が 写真に映ってる

名古屋帯留 は 名古屋帯 でしょう

いいではないですか
絽とは言え洗える着物らしい 夏だし汗もかくし
名古屋帯で行けない?
袋で二重太鼓の帯〆は16mm以上とか 過去の話にしましょうよ
そんなガチガチのフォーマルは皇室にお呼ばれした時だけでいい
普段着でしょ 抜けるとこは抜きましょうよ
どうせ理解る人なんか1%もいない

二重太鼓なんて余程の達人orズルをしないと自装でサクッととか無理
(ズルをしてサクッと巻ける天狗)
だから「特訓をして」とか「訪問着をサクッと着れる18才」とかで
小説のネタに出来る
>おそらく読者には意味の3ppmも伝わっていないけどね

でね 帯〆 これの幅の単位がmm ここに注目
よく3分とかで9mm前後の幅 これに帯留めが似合う
3分で9mm前後ですと 曲尺ですよね
フォーマルで16mm以上 これが 鯨尺も曲尺も合わない

思いっきり妄想を膨らますと 明治期で文明開化 
本家と分家のメシマズ国の文化が流入してくる
開明的な帯〆屋さんが 3/8 で 3分 5/8 で 5分
5分を超えるものを(準)礼装用に
普段使いの小紋とかは 3分 で帯留めで おしゃれに

ここで単位に気がつく人もいるかと そうinch
3/8inch=9.5mm 5/8inch=15.875mm
ほぼほぼ数値的な整合性は取れる

昭和の建築屋さんとか金物屋さん(道具屋さん)はね
工具のソケットレンチのサイズを 3分=3/8 2分=1/2とね
呼んでたりしてたのですよ
ISOが浸透した今でも 9.5sq とか 12.7sq と呼び名は変わっても
Snap-onもKTCもサイズは変わらず 互換性重視なのですね

そんなのを見てきてると
帯〆 mm表記より inch表記の方がよくないですか
アンティークの幅広の帯〆 19mm幅とか言わずに四分三幅 3/4inch
文明開化の波に乗った帯〆屋さん達が居たとか 夢がありませんか
まぁ 数値を合わせてみただけの 妄想なのですけどね
>ヘッダのアンティークの帯〆が19mmだと思ってて、ここまで書いて
>写真撮影のついでにノギスで測ったら20mm幅で数値も合わなく
>破綻しちゃった・・どうしよう状態なのです 困ったw まぁそのまま

そんな天狗の破綻した妄想は置いておいて
訪問着に博多の名古屋でいいじゃないですか
そもそもね、格がどうのと言うなら 訪問着にポリとかどうなの?
なのですよ
そんな値段を抑えるために材質をポリ 着物業会は仕来りを自ら崩してる
訪問着には袋とか 言える筋合いはない
夏物の絽だし毎回洗濯したい これはこれで、ありなんですけどね
1箱1円(送料1000円)にもポリの絽の訪問着 何枚もありましたしね

友禅だってデジタル友禅が伸びてきてる
レーザカッターで切断も動き出した
プロジェクターで布に直接投影で型紙不要とかも有る

これからの期待は3Dマッピングの訪問着
仮絵羽無しで画面上でマッピングした柄を作成して展開
デジタル友禅で柄書いてレーザカッターでパーツ化
ポリなら反物ではなく面モノ(幅1mとか)も行ける
工程での省人化でコストダウン
お値打ちで自由な柄の繋がる訪問着が出来上がるよ

ここまで着ておいて 袋しかダメとか 無理でしょ
訪問着を着て博多の名古屋で行こう

まったね

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