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史上初のオリンピック・パラリンピックをニッポンでやろう!


2020年、世界は変わった。
ずっと先の子どもたちは、2020年を境にコロナ前、コロナ後なんて風に学校で習うだろう。

もう、つい何か月前まで普通だった世界は戻ってはこない。時代が変わったんだ。


前例のない世界。

それは答えがわからない世界で、どちらへ進めばいいかわからない未開の地。

多くの人々は、少しでも安全にとその場所に立ち止まってしまうだろう。でも勇気を振り絞って前へ進もう!

新しい時代の最初のオリンピック・パラリンピックが日本で、東京でやれるチャンス。

これまで誰も観たことのないスポーツの祭典を世界に見せてやろう!

日本でしかできないような新しいオリンピック・パラリンピックをやってやろう!


数十年後、世界の子供たちは学校で習うんだ。

2021年、日本で新しいオリンピック・パラリンピックの歴史が始まったと。

史上初のオリンピック・パラリンピックをニッポンでやろう!


こんな大変な時に。

もしも何かあれば誰が責任をとるんだ。

お金の無駄遣い。

やらない言い訳なんていくらでもある。


でも、やる勇気を持てるのは幸運にも我々日本人だけだ。

初めてのことをやるには、勇気だけじゃ足りない。新しいものを生み出す創造力も、安全を期すために慎重さも必要だ。
全てを支える技術も、多くの献身も、当然多くの資金も必要になる。全力を尽くした結果が必ずしも成功とは限らないかもしれない。

それでも、勇気をもって前へ進もう。
そのために、知恵を絞ろう。力を合わそう。


世界中から多くのお客様を迎えるのは困難だろう。
それならば、世界から迎えるのは選手とそのサポートメンバーだけにしよう。
それら世界から迎えるお客様には日本が持つ、最高峰の医療サポートをつけよう。

観客は人数を絞って、国内だけにするのはどうだろう。
当然、移動、宿泊を含め、全てきちんと検査も受け、最大限のウィルス対策をすることが前提だ。

その代わり、持てる技術の全てを集めて、世界中の人々に全ての競技を間近にみれるオンライン環境を用意してはどうだろう。
選手の近くには、その国の人々だけが応援するビジョンがあって、一人ひとりに応援団をつけることはできないだろうか?
決勝の舞台では最高峰の競技をハイスピードカメラで全方位から撮影し、トップアスリートの筋肉の動きひとつひとつを見られるようにならないか。

日本が持てる最高の技術と、気配り、献身、そして素晴らしい景色や笑顔は世界中の人々の目に触れ、
いつか世界が安全になったとき、必ず訪問したいと思わせてくれる。
今は大きな赤字を抱えるイベントになるかもしれないが、数年先に必ず大きなリターンをくれる素晴らしい投資になるはずだ。


2013年、日本は世界に約束した。あなた方をおもてなししますと。その約束を果たそう。

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