誰もいそがない町

 ショートショートと、詩と、エッセイとをミックスしたような話を集めた本です。「いわゆる青銅テイスト」ではないと思う方も多いでしょうが、「いや、たしかにこういう一面もある」と思う方もいるでしょう。

 この本についての長い長い物語は、ブログ「青銅庵」の「こんなにもいそがない企画」に書いてます。実はこの長い話の中に登場する編集者のO氏というのが、このnoteの「ラジオな日々 その3」に出てくるO氏なのです。

 本に入らなかった数十の作品が、ケータイサイトでショートストーリーとして配信され、とても人気がありました。
 その後、両方を合わせた中から抜粋して、
「これはみんな、きみの話」
「これはきみが、失くした話」
 として電子書籍になりました。まだアプリ方式だったので、正式には電子書籍とは呼べないかもしれませんが。

 一編の長さは短いストーリー集ですが、たいへんに寿命が長い。現在この本はもう手に入らないと思いますが、また何か別の形でまとめられたらなあ…と思っています。

お読みいただき、ありがとうございます。本にまとまらないアレコレを書いています。サポートしていただければ励みになるし、たぶん調子に乗って色々書くと思います! よろしくお願いします。