歴史Web

  これはとても評判になった本です。

 当然のことながら、とくにネットで評判になり、あちこちのニュースサイトでも好意的に取り上げられました。そそっかしい人が「またネットのコンテンツを勝手に書籍化したのか!」なんて理不尽に怒ったりしてましたが、いやいや、これ全部イチから書籍のために作ったものですから。(だって、ネット探しても元ネタのコンテンツなんかないでしょ?)
 おかげで「発売即重版!」という経験をさせてもらいました。

 帯にもありますが「構想2分制作2年」というのは本当。一見簡単そうに見えますが、ただ歴史的事件の解説をするだけではそれっぽいページが作れないんです。背後関係とか、人物の交友関係とか、庶民の反応とか…多方面を調べなければならない。
 当然ぼくの本ですから、歴史的事実は守る。事実を無視したおふざけ企画は嫌いなのです。だから、作っていてとても勉強になりました。学校での授業に「歴史のHP、ブログを作ってみよう」というプログラムを取り入れた方がいい、とすら思いました。

 その後、ブログやツイッターを使った「モノマネ本」が何冊か出ましたが、これほどキッチリ画面を作り、総合的に歴史を扱ったモノマネ企画は出てきません。理由は簡単。「大変だから」でしょうねえ。


お読みいただき、ありがとうございます。本にまとまらないアレコレを書いています。サポートしていただければ励みになるし、たぶん調子に乗って色々書くと思います! よろしくお願いします。