215.日本代表

 18世紀。スコットランドの羊飼いは、自分たちが暮らす草原にボールを転がすゲームを始めた。生活空間をゲームの場にするというのがゴルフ発祥の精神だったのだ。だが、いまやゴルフ場は生活空間と切り離され、人工的に整備された場所になっている。現代において我々の暮らすフィールドは都市だ。もう一度ゴルフ発祥の精神を取り戻し、人々よ、街でゴルフを楽しもう! という趣旨で作ったのが藤井青銅原作のゲーム『ストリートゴルファー』で……とタイトルと全然関係ないことを書いて、ごめん!

 実は、日本代表とタイトルにあればこのコラムに目を止めてもらえるんじゃないかという姑息な手段でした。そのぐらい、今や日本代表という言葉には神通力が日本代表あって、こんな風に日本代表文脈を無視日本代表して、無茶苦茶に入っていても効果があ日本代表ると思うのだ(ないか?)。

 こんなにパワーがあるものを放っておく手はない。経済効果は計り知れないのだ。そこで例によって、経済効果を何倍にもする方法を考えてみた。
①試合のたびにユニフォームの色を変える。今回のW杯ではもの凄い数の青いレプリカが売れたはずだ。しかし、あれは一枚で何度でも使える。毎試合選手のユニフォームの色が変わると、そのたびに購買需要がおこる!
②「週刊日本代表」を発行する。代表選手のフィギアつきで、あとでバインダーにまとめる例のパターン(ありそうだな)。
③最近低迷している大相撲も日本代表を組織する(どこと戦うんだ?)。

【モンダイ点】
◎④大阪道頓堀のダイブは、安全性に配慮した上で参加料金を取り、有料のイベントにする。

(2002/7/3)

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