見出し画像

《詩: 碁盤の歌》零れ落ちていった

縦の行は、右からでも左からでも読めるようにしました。

虚空掴む大地
力を捨てるのは
大切なものだけ


横の行は、上下の空間を意識しました。

零れ落ちていった
憂いつらいの枷
殻には磨るのみの
黙ってる心の
散らばる羽根だらけ


碁盤の歌を知ったのは2015年のことで、
本の話WEBの「ことばのおもちゃ缶」という連載からでした。


今回書くきっかけになったのは、
アニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」の感想で、X上に投稿されていました。
(主要キャラクターの名前を呼びづらくなる経験も、あんまりないと思います……。)
最初は折句だと思ったのですが、後になって碁盤の歌の存在を思い出しました。


X では、最後に碁盤の歌を書いたのがいつなのか分からないと書いていましたが
( https://x.com/sAyAubAde/status/1768840986632015980 )
2015年10月でした。