３歩進んで2歩下がる

　上の学年の試合に出る時は、大体後半から左サイド、が定位置だった次女。ここ数ヶ月はトップ下兼ボランチをスタメンで任されることが多かった。先週から始まった6年生の大会4種リーグ(全小埼玉県地区予選)でも、きっとそうなるのでは、と本人もまわりも思っていた。次女も手応えがあったようで４種リーグに向けてトレーニングにもとても気合が入っていた。

　ところが、6年生達がプレーではないところ(試合に向けての行動やチームメイト同士の喧嘩など)で度々監督兼トップコーチには怒られていたのだが、何度もそれが続いたため、6年間の集大成の4種リーグに監督が帯同しないことに。全試合サブコーチが指揮を取ることになった。そして、蓋をあけたら次女はベンチ。開幕２節が過ぎましたが、出番は昔のようにまた後半途中から左サイドにちょこっとだけ。しかも2試合あるうちの1試合だけ。出て、自分のプレーができなくて交代させられることよりも、試してもらえない、という辛さを味わって、次女は相当落ち込んでいた。しかもこの数カ月で期待していただけに。
　「監督が変われば、評価は変わる。」それはどこのチームに行っても、プロになっても付いて回ること。それにこの数ヶ月の次女をサブコーチは見ていないし、言っても次女は5年生、来年もあるのだから、普通に考えて同じくらいのレベルなら6年生を使うでしょう。それを差し置いても出るなら、技術も気持ちも大幅に上回らなきゃ。ちょっとの間でも最高のプレーをして、サブコーチを唸らせなきゃ。ここで「どうせ出してもらえない」って腐ったら負けだよ、と伝えた。弱小チームとはいえ、そもそも6年生のリーグに5年生女子で出してもらってるだけでもすごいこと。落ち込んでる暇があるなら練習練習！
　４種リーグの左サイドでの彼女は、悪くは無いけど、抜群に良いわけでも無いパフォーマンス。まぁ時間もそんなに与えられてない中ではまずまずかな。でもまだ彼女の武器が使えていない感じ。スタメンを外されたことで萎縮してしまったんだろう。また彼女の自信が無い病が発症しちゃったんだろう。まだこの先4種リーグは10月頃まで続く。諦めたらそこで試合終了ですよ。安西先生、うちの娘にも力を！

　そんなこんなで、本当に落ち込んでいる暇もなく今週末は5年生大会。久々に自分の学年の試合だから頼みますよ！キャプテン！！んがしかし、グループ分け抽選でうちの他の2チームが県大会出場する強豪という死のグループに入ってしまい...どうなる弱小チーム、ジャイアントキリングが起こせるか？！乞うご期待！！