ごあいさつ
こんにちは。トラック応援隊の白砂と申します。
私はロジスマイルの代表。
1度目の投稿から少し時間が空いてしまいましたが、
少し自身のことをお話してみようと思います。
少し長くなりそうですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
私は長野県千曲市出身で、高校卒業後は「日本大学 工学部」に進学しました。大学は福島県の郡山市(こおりやまし)にあります。
田舎と都会が入り混じったような環境でとても過ごしやすく、人も温かい。
郡山市は学生でとても賑わっていたイメージがありますね。
卒業後は長野に戻り、産業用・医療用カメラの開発~製造~販売を行う会社に2年間勤めました。当時は深夜まで続く残業で体力的な厳しさもありましたが、電子基板設計(アートワーク)にはとてもやりがいを感じていました。「やりがい」って仕事をする上でとても大切だと思いませんか?
アートワークはチームで行っていましたが、技術は勿論のこと、先輩方のお人柄もとにかく尊敬する方ばかり。先輩といっても、20代~30代の方々です。平均年齢がとても若い会社でした。社会人になりたての私には、仕事上厳しいことも沢山ありました(隠れて泣いたことも多々(笑))。今思えばそれが自身の成長に繋がり、何層もの基板設計技術を習得することができたと思います。退職して20年近く経つ今でも先輩たちとはお付き合いがありますよ~。
こちらの雑誌BRUTUSをご存じですか?
当時、「カプセル型内視鏡」のプロジェクト進行中に入社し、その名を「Sayaka」と命名いただきました。製品に人の名前を付けちゃうような、面白い発想のある会社でした。その時の取材で写真を掲載いただき、今でも大切に雑誌を保管しています。
その後は、総合環境企業の会社へ転職しました。
この転職が、トラックドライバーさんや運送会社の方々と関わるきっかけになるとは!この転職がなかったら、今頃こういった活動は行っていなかったかもしれませんね。
「環境」といっても幅広いのですが、私が配属された部署は「トラックの省燃費運転を支援する装置」を開発~販売する部署でした。その中で、私が担当したのは主にハードウエアの部分です。(後に営業も)
装置を動かす基板の電気回路デバッグ、部品調査、製品試験・検査、実走行データ取り、解析、車両への取り付け、アフターメンテナンス、などなど業務は多岐に渡ります。そもそも、「トラック」についての知識がなかったので、トラックの知識も習得していかなければついていけませんでした。しかもメーカーごとに^^;
トラックの配線図から、電気信号を追ってデータに落としたり接続したり。
正直、はじめはきつかったです。でも、やっぱりここにも仲間がいて。
周りは男性ばかりでしたが、よくもまあ、甘ちゃんな私を育てていただきました(笑)ていうか、凄いんですよみんな。車いじったり、トラックいじったり。トラックの構造についても知識が深い。普通の会社員ですよ?
私はそんな中、完全にオシロスコープとテスターは、お友達になってましたし、気付いた頃には、大型トラックの免許も取得しました。取り付けに関して言えば、内装をばらして配線を繋いでいくことも容易になっていましたね(笑)全て、周りの仲間のお陰です。先輩方にはとても感謝していますし「やりがい」もとても感じていました。
こんな経験を持ちながら、何年後かに同部署の営業として今度は売る側になりました。
これまで技術職を全うしてきた私にとって、「営業」という役割はとても新鮮でした。でも、自信に満ち溢れていたわけではなく、どちらかというと「自分にできるだろうか」と不安な気持ちの方が大きかったかな。
でも、辞令が出た以上やるしかないのでね。やりましたよ、営業。
ベテラン上司について、県外県内、何社もまわりました。そんな中、運送会社の方々や、自社以外のトラックドライバーさんともお話するようになっていったんです。特に、トラックドライバーの方々とお話する機会がとても多かったです。それは、装置に対してや運転操作に関するお話ばかりでしたが、ドライバーさんには「ドライバーさんの運転の仕方」っていうのがあるんですよね。長年トラックドライバーをやっていれば当然のこと。一番良く分かっているのはドライバーさんですから。シフトアップのタイミングやアクセル操作などは特に個人差がある部分です。
でも、装置をつけたことによってナビゲーション通りの運転をすると、燃費向上=燃料費削減につながるのも事実。CO2削減量やエコドライブ点数が格段に上がります。これまで見えていなかった運転操作の部分が、ナビゲーションを装着したことで見えるようになるからです。
やっているドライバーさんはとても大変だろうし、そのご苦労がとても良く分かります。リアルタイムナビゲーションにより「これまでの運転癖を直して」という装置ですから。
ある1例で言うと、その部分で私は、何人かのドライバーさんと、何度も何度も話をしてきました。そして結果、彼らはやってくれた。
私は毎日、一人一人の運行データ、エコドライブ評価を確認しました。どこがいけないか、どうすればもっと点数が伸ばせるか、ドライバーさんと伴走したのです。
結果、会社としては燃費向上、CO2削減、エコドライブ度向上などに繋がり、良い結果をだすことができました。
私はこの経験から、
「頑張っているトラックドライバーさんの為に自分に出来ることをしたい」「会社をよくしようと頑張っている方々の力になりたい」と考えていたことが、後に「トラック応援隊(TRUCK-OUENTAI)」を立ち上げるきっかけとなったのです。
以上、少し長くなりましたが簡単にこれまでのことをお話させていただきました。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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