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ぶれない声・キレあるダンスの美脚「のっち」

のっち」はPerfumeファンには馴染み深い存在ですが、一般の人から見れば顔と名前が一致しないと思います。それゆえ、Perfumeの3人はロング・ショート・パーマと髪型で区別するようにしました。ロングは「かしゆか」、ショートは「のっち」、パーマは「あ~ちゃん」としており、いまだにそれは継続しています。「のっち」の髪型はボブと言われているショートヘアーで、ファンの間では愛称のように「おにぎり」に例えられています。

CDシングル「love the world」表紙より

ライヴ・ツアーでおにぎり形のグッズが販売されたことがあるくらいです。

ツアーグッズ

記事

で書きましたが、初めてPerfumeを知った人は3人の中で「1.スタイルよい美人の『のっち』をまず好きになる」ということがあげられます。スタイルよく、美脚でボブ・ヘアーが似合う「クール・ビューティ」といったイメージです。脚が長く見えるパンツスタイルが多く、スカートを履いてると珍しがられます。

Perfume(パフューム)は初期結成時のメンバー3人全員に名前「香」という字があったため、「香り」の英語=Perfumeを用いて当時の「パフューム」となりました。ところが1人都合によりグループから脱退したため、当時所属していた広島アクターズスクールで、歌とダンスに評価が高かった「のっち(大本彩乃)」に声がかかり加入することになったとのことです。テレビやインタビューでは、エレベータの中であ~ちゃんがのっちに『彩乃ちゃん、Perfumeに入らん?』とスカウトしたところ、のっちが『うん、入る!』と快諾したという話がよくでます。
雑誌「an・an」(2017年2月15日号)の記事でのっちの記事タイトルで「Perfumeに入ったこと。それが私の最大の選択」となっており、のっち本人が人生の一番の選択であったと述べています。

3人の中では後発加入ですが、当時、アクターズスクールの中でも歌とダンスの評価が高かった「のっち」の加入はPerfumeにとって大きかったと思います。Perfumeの振付師であり演出を担っているMIKIKO先生は、伝えたいダンスの意図を一番忠実に表現できる存在と言っており、作詞作曲を担う中田ヤスタカ氏は、「のっち」の歌い方は一番まっすぐでぶれないと言っています。

ここまで書くと、ルックスも歌もダンスも完璧な女性となるのですが、あ~ちゃん曰く、ダンスのフリを間違えでもなかったかのように踊ってしまうとか、かしゆか曰く、服を全部脱いでから服を探すとか、あるテレビ番組の音楽祭でライブ中にベルトが外れても踊り続けたりとか、「のっち」には様々な人間味あるエピソードがあります。テレビ番組などで見せる表情も大変豊かです。また、ゲーマーで、雑誌インタビューなどで好きなゲームを紹介しています。

個人的には「love the world」「レーザービーム」「Hurly Burly」で見せる「のっち」の映像・パフォーマンスが好きです。これからも「のっち」の人間味あるパフォーマンスに期待しています。


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