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Perfumeの神「中田ヤスタカ」

Perfumeに楽曲提供する重要人物「中田ヤスタカ」について触れたいと思います。中田ヤスタカ氏(以降、中田ヤスタカ)は作曲者かつクラブDJです。中田ヤスタカは「capsuleの中田ヤスタカ」と「capsule」であることを強調しています。capsuleは、作詞・作曲・プロデューサーである中田ヤスタカと、ボーカルのこしじまとしこによる音楽ユニットです。

Perfumeファンなら知らない人はいない重要なキーマンで、「きゃりーぱみゅぱみゅ」のプロデューサでもあります。金沢市出身の音楽家ということで北陸新幹線が開通した際に北陸新幹線金沢駅の発車メロディを提供していました。様々なアーティストへ楽曲提供しており映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌で「Ado」に提供した「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」はBillboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数3億回を突破したことで話題にもなりました。

Perfume、様々なアーティストへ楽曲提供する傍ら、capsuleでは自分の好きな音楽を自由に作っているようです。実際アルバムを聴くと様々な種類の曲があります。昔、戸田恵梨香が主演のフジテレビ系テレビラマ「ライアー・ゲーム」を見た人ならその独自の楽曲はご存知でしょう。

一方で「Sugarless GiRL」みたいな刺激的な曲からスローテンポな「グライダー」という曲まで、本当に色々な種類の曲があります。

Perfumeがこれほど有名になれたのは中田ヤスタカの存在が大きいと思います。デビュー当時のPerfumeの楽曲は歌詞と曲が別々の人が多く、残念ながらヒットするには至れませんでした。しかし「近未来型テクノポップユニット」というコンセプトでメジャーデビューしてから中田ヤスタカ一人で作詞と作曲を担うようになり、ここからPerfumeは、大きく動いたようです。
中田ヤスタカは3人の声を楽曲の材料として上手に組み合わせています。当初は中田ヤスタカが指示したのは感情を殺した無機質な歌い方だった模様です。過去積み重ねた努力を否定されたように感じて、Perfumeの3人には葛藤があった模様です。しかしながら、出来上がった楽曲は画期的で、初期にリリースされた楽曲「エレクトロ・ワールド」は、アイドルソングとはかけ離れた激しいテクノ調の曲でした。
そして、公共広告機構・NHK共同の環境・リサイクルキャンペーンCMとして提供された「ポリリズム」がPerfumeの3人の運命を大きく変えました。中田ヤスタカは「ポリリズム」の激しい曲調を変えることに反対しこだわったそうです。このこだわりのおかげで今のPerfumeがあるのでしょう。あ~ちゃんも中田さんの曲がPerfumeには必須と言っています。

中田ヤスタカという人は常識を変えるようなよい意味で期待を裏切ってきました。Perfumeファンの間では中田ヤスタカは天邪鬼というコメントをよく見かけました。シングルCDの主題曲じゃない曲が面白く、次は何を出すのだろうという期待をもたせてくれます。ライブではものすごい印象的な舞台を演出する「edge」みたいな曲や独自のラップ調な「575」も作っており新鮮な曲を提供してくれます。

シングル「ポリリズム」、カップリング曲「SEVENTH HEAVEN」→ファンの間では好評な名曲
シングル「Baby cruising Love / マカロニ」→Perfumeでは珍しいスローテンポな曲
シングル「love the world」、カップリング曲「edge」→攻撃的な舞台演出曲
シングル「Dream Fighter」、カップリング曲「願い」→バラード調な曲
シングル「不自然なガール / ナチュラルに恋して」→明るいガーリーな曲
シングル「VOICE」、カップリング曲「575」→Perfumeでは貴重なラップ調

今後も中田ヤスタカのPerfumeにきゃりーにcapsuleに素晴らしい楽曲に期待しています。

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