【じゅんじゅんの本棚】ちきりんさん4部作
【じゅんじゅんの本棚】のマガジン、今回はちきりんさんの著書を4冊ご紹介します。
今回ご紹介する4冊は、ちきりんさんの「これからの世の中を生き抜くために必要とされる、4つの根幹の力」のシリーズで、
「論理思考」「マーケット感覚」「生産性」「自分の意見を持つこと(リーダーシップ)」
の4つのテーマで、それぞれ本が出されています。
今回の僕の記事では、これらの4冊を、僕がこの順番で読むのがいいかな、と思う順番で紹介していきたいと思います。
自分の意見で生きていこう
まず1冊目は、『自分の意見で生きていこう』です。
この本は、正解のない問題に対して、自分のアタマで考えて、自分の意見を持てるようになるための、練習の本です。
本の中で書かれていますが、世の中には、
「正解のある問題」と「正解のない問題」があります。
正解のある問題は、調べることで正解にたどり着くことができますが、
正解のない問題は、自分で考えて、自分の意見を持つ必要があります。
そして、人生のいろいろな選択は、正解のない問題がほとんどです。
本の中から、2ヶ所引用しますね。
自分の時間を取り戻そう
2冊目は、『自分の時間を取り戻そう』です。
現代社会では、やることが多くて時間が足りない!と、なりがちです。
そんな中で、ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方、ということで、生産性という概念が紹介されています。
また、生産性を高めていくための方法も書かれています。
生産性とは、本の中から引用しますと、
この本を読んでいると、
「コストパフォーマンス」や「タイムパフォーマンス」という言葉は、
生産性に関する概念なんだと分かります。
個人的には、生産性を高めるには、インプットを減らす、
という考え方が、目からウロコでした。
それと、第5章の「欲しいモノを明確にしよう」というのは、
上で紹介した、『自分の意見で生きていこう』からつながっているな、と思いました。
自分のアタマで考えよう
3冊目は、『自分のアタマで考えよう』です。
この本は、論理的に考えるとはどうすればいいか、という方法が、
具体例とともに紹介されている本です。
この本で紹介されている方法が、
「ちきりん流・思考の11のルール」として、
帯の裏表紙と、「まとめ」のページにまとめられていますので、引用しますね。
個人的には、最後の「思考の棚」という考え方が、
とても印象に残りました。
(こちらの記事にもつながっていると思います)
マーケット感覚を身につけよう
4冊目は、『マーケット感覚を身につけよう』です。
マーケット感覚とは、僕なりの解釈ですと、
世の中(市場)で何が求められるか、
これから世の中(市場)で何が評価されるか、
を、嗅ぎ分ける力、という感じでしょうか。
この本の目的を、本の中から引用しますと、
僕は、この本を最初に読んでから10年近く経ちます。
マーケット感覚が身についた、とはまだいえないなと思いますが、
「これはこういう価値があるのかな」
「これは自分にとってこんな価値があるな」
といったことを考えられるようになってきました。
YouTubeでこの本が紹介された動画もあります。
そんな感じで、ちきりんさんの「これからの世の中を生き抜くために必要とされる、4つの根幹の力」のシリーズの、4冊をご紹介しました。
ぜひ、ゆるりと読んでみてください!