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サバイバー:宿命の大統領(海外ドラマ鑑賞備忘録)

2016年~(2019年:シーズン3)
原作・制作:デヴィッド・グッゲンハイム
主演:キーファー・サザーランド

アメリカのテレビドラマシリーズは、やっぱり政治、警察、FBI、医療、法律分野が好き。「Bones:骨は語る」面白かったな。。見たいけどDisney+まで契約するのは…無理。

さて、「サバイバー:宿命の大統領」
なんでもシーズン1は勢いがあってすごく面白い。
シーズン2は1で取りこぼしたエピソードを補完して新しいエッセンスを加えた感じ。シーズン3に入り、初期設定の目新しさがなくなってマンネリ化、「普通の」ホワイトハウスストーリーになってしまった。

そのシーズン3、アンソニー・エドワーズさん(ERのグリーン先生の印象が強すぎ)が偏屈なハーパー首席補佐官役で出演している。

グリーン先生(ERは関係ないけど)なのできっと何か事情があって偏屈になっているんだと思っていたらやっぱりいろんな思いを抱えている人だった。

ハーパー首席補佐官は、補佐官としての仕事を冷酷に鮮やかにこなす切れ者。ただし、私生活では鎮痛剤依存症の妻との関係に苦しみ疲れ果てている。そんな彼は夫婦の関係疲れ不倫に走るが、罪悪感に苦しむ。
妻を切り捨てる冷酷さは持てず、愛人との一歩も踏み出せず、自分自身を追い詰めている。

そんな彼が、カウンセラーから言われた言葉が刺さりまくった。

人は複雑な事情を抱えると思い詰めて選択肢の存在を忘れます。
残っても(奥様の元から)去ってもいい。
正直でも嘘をついてもいい。
そろそろ選択したらどうですか?
自分と奥様を責めるのはやめて…

最近、「自分で選択すること」、「間違いを引き受ける覚悟」が私のキーワードになっている。
選択肢があること、自分で選択できること(そういう力、自由があるということ)を忘れがちだなと思っていたところでこのセリフ。
「そろそろ選択したらどうですか?」にずしんと来た。

ストーリーはマンネリ気味だけど、いきなりサイドストーリーでぶっ刺してくるので油断ならない。(好き)


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