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転勤退職去り際お小言おじさん(備忘録)

ふと思い出したこと。
異動や退職など、今後もうたぶんお互い合うことはないだろうなと言うときに近寄ってくる人にはいつも気を付けている。

女性の場合は、すごくフレンドリーになる。
あんなに嫌な態度をとってきたのにどうした??
え?私のことガン無視してたよね?
とか思うところ、きっと彼女たちは自分をよく印象付けたいのだと思われる。
これまでの仕打ちは忘れねーからなと思いつつ、こちらも注意しながら対応。だって、間違えたらどんなうわさを流されるかわかったもんじゃない。

男性の場合、特に年長者の場合。
「最後に君のためにこれは言っておいてあげる」という前置きで説教される。
…うざい、めんどい。
絶対、セクハラまたはパワハラカードを切られたくなくて言えなかった単なる個人の恨みだろ?と思う。

「もっとニコニコしておいた方がいいよ」とか、「隙を見せたほうがいい」、「やっぱり結婚はした方がいい」とか。
いや、ここは社交場じゃねぇ、職場だろ?しかも、誰だよ?とか思うけど、これもまた後が怖いので(おじさんの強力な管理職ネットワークを甘く見てはいけない。変な噂、絶対流す)適度に受け流す。嫌だけど。
「ありがとうございますぅ。そんな風に思ってくださっていたんですね。もっと沢山お話ししたかったです」とか思ってもいないことを吐き出す。

今回の退職時も、なにか言いたげなおじさんがいたよね。
隣のチームだけど、最後の最後に頼んだ人と別のこのおじさんが助っ人に来てくれて、「あーこれいやなパターン」って思った。
最初は、休憩時間とかに昔取った杵柄の自分語りをして、帰り道とか一緒になろうものならなんか色々ありがたい人生訓とか始まるやつ。

目に見える。
こちらが、相槌うたなきゃ不機嫌になるやつだ。
でも、相槌打ちすぎると長くなるからそれもめんどい。
あー逃げなきゃ。
絶対無理。

というわけで、逃げ切りました。
最終日、一緒に備品を返すとか言っていたから(備品返却は別のビルで徒歩20分以上)「用事があって先にビルに寄ってきました!」とか言って。

あぶねーあぶねー。
最後の最後にハラスメントでイラつきたくないもんね。
しかも、「君のために言ってあげてる」というスタンスがもう無理だし。

…ということを、カフェで部下(女性)に自分語りをしているおじさまを見て思い出しました。
本人は100%悪意なしだし、コミュニケーション取れてると思っているところがもう残念。全然双方向じゃないのにね。

男女問わずだけど、手下を引き連れる系の人に絡まれがち(疎まれがち)なので本当に気をつけなきゃ。
目立たないようにしているのに絶対毎回目をつけられてウザがらみされる…
そして、そんな私もなんか若手に変なこと言わないようにしよう。

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