見出し画像

「虎に翼」サブタイトルメモ(ドラマ鑑賞備忘録)

「虎に翼」の週ごとのサブタイトル、調べるもののいつも忘れるのでメモ。
*サブタイトルの( )内は、読み方又は辞書記載の漢字

虎に翼
《「韓非子」難勢から》ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ。
*韓非子(かんぴし):中国の思想書。厳格な法治主義の励行が政治の基礎であると説き、法と術の併用によって君権を強化することを目ざした。

第1週:女賢しくて(おんなさかしくて)牛売り損なう?       
【意味】女が利口なようすをしてでしゃばると、かえってその浅知恵を見すかされて物事をやりそこなうことのたとえ。

【ストーリー】女学校卒業を目前に控えた寅子が法律と出会う。

第2週:女三人寄ればかしましい(姦しい)?
【意味】《「女」の字を三つ合わせるとやかましい意の「姦」の字になるところから》女はおしゃべりで、三人集まるとやかましい

【ストーリー】明律大学女子部法科に入学し、志を共にする仲間を得る。

第3週:女は三界(さんがい)に家なし?
【意味】《「三界」は仏語で、欲界・色界・無色界、すなわち全世界のこと》女は幼少のときは親に、嫁に行ってからは夫に、老いては子供に従うものだから、広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない。

【ストーリー】女子部存続危機を回避するため、宣伝に法廷劇を上演するが男子学生に妨害される。ケガをした同級生のよねを自宅に送ったところ、彼女の事情や胸の内を知ることになる。

第4週:屈み女(かがみおんな)に反り男(そりおとこ)?
【意味】女は少しうつむき加減にしている姿が良く、男は少し胸を張った反り加減の姿が良いということ。

【ストーリー】男女共学の本科に進み、男子生徒からの反発もありつつ勉学に励む女子部出身一同。好意的に見えた花岡の本音や同級生・梅子の家庭事情も明らかになる。

「屈み女に反り男」(かがみおんなにそりおとこ)の意味 (jitenon.jp)

第5週:朝雨(あさあめ)は女の腕まくり?
【意味】朝の雨はすぐにあがるから、女の腕まくりと同じようにこわくない。

【ストーリー】父、直言が贈収賄の容疑で逮捕され、虚偽自白により追い詰められる。寅子、家族、大学の教授や仲間が一丸となってサポートし、直言の無実を証明する。

第6週:女の一念、岩をも通す?
【意味】女の執念が深いことのたとえ。

【ストーリー】弁護士試験を受験するが寅子や優三、女子部の仲間は全員不合格。香淑、涼子、梅子はそれぞれの事情により弁護士の道をあきらめる。1年後、寅子は晴れて合格するが、優三はまたも不合格。弁護士の道をあきらめ直言の会社に就職し、猪爪家を出る。

第7週:女の心は猫の目?
【意味】女の心は気まぐれで変わりやすいことのたとえ。女心は、猫の目が光によって形が変化するように変わりやすいとの意から。

【ストーリー】司法修習の1年半を終えて正式に弁護士資格を取得するが、依頼者から断られる日々。社会的地位獲得のための結婚に向け、家族一丸で動くが見合いの場にもたどり着けず途方に暮れる。しかし、優三の立候補により晴れて結婚する。

「女の心は猫の目」(おんなのこころはねこのめ)の意味 (jitenon.jp)

第8週:女冥利(おんなみょうり)に尽きる?
【意味】女に生まれてこれ以上の幸せはないということ。

【ストーリー】妊娠がわかり、仕事も軌道に乗り始めたころ、先輩女性弁護士が去ることを知る。唯一の女性弁護士としていろんなものを抱え込む寅子。ついに倒れ、周りの「心ある」心無い言葉に心折れ、弁護士を辞める決意をする。娘の誕生後、夫・優三は召集される。

「女冥利に尽きる」(おんなみょうりにつきる)の意味 (jitenon.jp)

第9週:男は度胸、女は愛嬌?
【意味】男には度胸が、女には愛嬌が大切だ、の意。

【ストーリー】戦況が悪化する中、兄の戦死が伝えられ、ほどなく終戦を迎える。弟の直明の帰宅に家族は喜ぶが、父が隠していた夫・優三の死に打ちひしがれる。死に際の父の懺悔を受け止めた寅子は再び歩き始める。

第10週:女の知恵は鼻の先?
【意味】女は目先のことにとらわれ、遠い先のことを見通す思慮に欠けているというたとえ。

【ストーリー】新しい日本国憲法を胸に、司法省の門を叩く寅子。弁護士をあきらめた後ろめたさからうまく自分自身を発揮できない中、民法改正という一大業務に携わる。そんな中、同窓生花岡の死を知る。

「女の知恵は鼻の先」(おんなのちえははなのさき)の意味 (jitenon.jp)

第11週:女子(じょし)と小人(しょうじん)は養い難し?
【意味】《「論語」陽貨から》女性と徳のない人間とは、近づけると図に乗るし、遠ざければ怨むので、扱いにくいものである。

【ストーリー】食糧管理法を担当していた花岡は、判事としての矜持を貫き配給のみの生活で餓死してしまう。戦地から帰還した轟もまた衝撃を受けつつ、よねとの再会により弁護士としての人生を再び歩き出す。新設される家庭裁判所に異動となった寅子は、上司や仲間と奔走し、開設にこぎつける。

第12週:家に女房なきは火のない炉(ろ)のごとし?
【意味】家に主婦がいないのは、炉の中に火がないのと同じで、大事なものが欠けていて寂しいということ。

【ストーリー】東京家庭裁判所判事補兼最高裁判所家庭局事務官となった寅子、街でスリの少年をおかける中でよねと再会する。死なずによかったと言いながらも寅子を拒否するよね。スリの少年・道男を預かった寅子は彼を含めた生活を送るが、母・はるが倒れる。家族に見守られながら息を引き取った。

「家に女房なきは火のない炉のごとし」(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)の意味 (jitenon.jp)

第13週:女房は掃きだめから拾え?
【意味】「女房は灰小屋(はいごや)から貰え」で記載
妻を迎えるなら、自分より格下の家からもらうのがよいということ。身分の高い家から妻をもらうと、親戚付き合いに苦労したり夫の権威が下がったりする恐れがあるとの意から。
「女房は台所から貰え」「女房は掃き溜めから拾え」「女房は庭から取れ」などともいう。

【ストーリー】家庭裁判所を周知するため、上司が勝手にコンサートを企画し、その準備と通常業務に忙殺される寅子。相続相談に訪れた女性を担当したことで梅子と再会する。梅子もまた厳しい年月を送っていた。

「女房は灰小屋から貰え」(にょうぼうははいごやからもらえ)の意味 (jitenon.jp)

第14週:女房百日(にょうぼうひゃくにち) 馬二十日(うまはつか)?
【意味】どんなものも、はじめのうちは珍しがられるが、すぐに飽きられてしまうというたとえ。
妻は百日、馬は二十日もすれば飽きてしまうとの意から。

【ストーリー】愛のコンサートがきっかけとなり名が知れ、さらに仕事に忙殺される寅子。最高裁判所長官の星がかつて執筆した「日常生活と民法」の改定を依頼され、休日返上で取り組むが、気づかないところで娘や家族との溝ができ始める。

「女房百日、馬二十日」(にょうぼうひゃくにち、うまはつか)の意味 (jitenon.jp)

第15週:未放送
第16週:未放送
第17週:未放送
・・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?