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「天気がよければ会いにゆきます」(ドラマ鑑賞備忘録)
2020年 韓国 全32話(1話30分程度)
主演:パク・ミニョン、ソ・ガンジュン
配信:Netflix
ミニョン様ファンだからという理由だけで視聴し始めたのだけど、もう素晴らしすぎて一気見した。
韓国の地方の田舎が舞台で、冬の初めから物語は始まる。
【ストーリー】
ソウルの音楽教室で働いていたへウォン(パク・ミニョン)は、上司からの理不尽な指示に悩み疲れ果て、高校時代を過ごした祖母の家に戻る。
祖母はすでに他界しており、今は叔母が家を守っている。
へウォンは一人、大きな赤いスーツケースを引いて家路につく。
そんなへウォンを見かけたのが、高校時代のクラスメイト、ウンソㇷ゚。
彼は当時からへウォンに淡い恋心を抱いており、彼女の帰省に心躍らせる。
人から距離を置き、心を閉ざすへウォンを陰に日向に見守りはじめる。
ウンソㇷ゚が営むグッドナイト書房を介してへウォンは再び人とのつながりを紡ぎ始め、過去と向き合う。
心を閉ざした冷え冷えとした表情のミニョン様が美しく、ぶっきらぼうな態度から少しずつ心を開き、表情から影がなくなる様は圧巻だった。
1話30分とかなり短いけれど、生きる苦しみや悲しみが田舎の風景と共に映され、不思議な間があり、見ていて心地よい。
毎回ストーリーの最後に、グッドナイト書房の店主、ウンソㇷ゚の未公開ブログが流れる。彼自身の目から見たストーリーの振り返りと心の内がつづられ、視聴者は2度ストーリーを味わうことができるのがとても良かった。
何より、「書房」や「本」を設定とか小道具に終わらせていないところが素晴らしかった。
私の好きな韓国ドラマは、引きの映像(+無音)が多いところなのだけど、これは本当にそのものだった。
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追加
ミニョン様が、地味な服装をしていてそれも素敵だった。
たまに…尖りすぎたファッションで、「それはミニョン様を着せ替えににして楽しんでいるだけでは??」と思うドラマがあるのだけど、そうならなくて、都会ファッションのときも地に足がついたいでたちなのがよかった。
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