過去の私も含めて自分「虎に翼」第102話(ドラマ鑑賞備忘録)

女学生寅子、戦中寅子、法服寅子、判事補寅子、裁判官寅子など過去の寅子勢ぞろい。そして未来の寅子も。
同じ人でも人間は変わる。
時代や環境、経験を経て変わるし、意見だって変わる。
そういう、「人は変わる」という忘れがちなところが寅子大集合で見られたのはすごく良かった。
そして、変わらないこと、変えられないこともあることも見ることができた。一度「はて?」と思うと止まらないところ、きっとこれが寅子の原点、素敵なところでもあり面倒くさいところなのかな。

色んな時代の自分がずっと一緒に住んでいる感覚。
この感覚、すごくわかる。
何か壁にぶつかったとき、あらゆる時代の私がわらわら集まってきて大会議をする感覚。
ひとり「あーわかるぅぅぅ」となった。

ところで、猪爪の家のサイズ、直明家族が同居することになったらかなり手狭ではないか?

今でも、見たところ寝室が満員。
客観的に見ても、これは絶対、絶対!別居が良いと思うサイズよ?

今週は現在可視化されている様々な問題や事象は「現代」の問題ではなくずっとはるか昔から存在していたことを語られた。
ずっとあるけど故意か無意識なのか、語られてこなかった事柄。

少数派はいつも多数派ではない理由を求められる。
しかも、多数派が納得できる理由を。

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