いちばんすきな花(TV鑑賞備忘録)
回を増すごとに好きになり、共感の度合いが増すドラマ。
こういうドラマ、本当に初めてだ。
群像劇とあったけど、会話劇でもある。
嫌いなポジティブなワードを言い合うとか、
「置かれた場所で咲きなさい」を
「じゃあ最初から咲ける場所に置かれたかった」とか。
共感しすぎて、頷きすぎてかみしめる。
「怖いね、ポジティブな人」
何気ないセリフがこんなに刺さるなんて。
セリフだけじゃない。
言わない、言えない言葉がたくさんある
そういうところがわかるストーリー
人って、言えないことの方が多いよね。
言わなくてもいいことはたくさん言ってしまうのに。
ささやかな取り留めのない会話の中に
みんなが感じたであろう”ささくれ”のようなものをが
ストーリーの魅力になっている。
言わないこと、あえて言わずにいたこと。
言わないことで伝わることがある。
このドラマ、この脚本、素晴らしすぎて震える。
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