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七実の挙動「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」第3話(ドラマ鑑賞備忘録)

七実の手の動き、挙動がリアルすぎてそわそわする。
ずっと同じことを思っているし、気になっている。

自分と言う入れ物をうまく操縦できていない感じ、感情や意識とは別のところで勝手にゆらゆら動いてしまう、指が何か語るようにそろばんをはじいているように動く。どうしても「異質な存在」に見えてしまう。

何で気になるって、その動きに見覚えがあるから。
私が指摘された挙動だから。

七実がどういった特性があるのかは語られていないけど、見るたびに何かがえぐられてそわそわしてしまう。
ただそれは私の勝手な感情で、ドラマでは特に言及されていない。
街の人も、家族も、友人のマルチも特に何も言わない。
そういうのもひっくるめての「七実」。

そういうの、すごくいいな。うらやましい。
体幹ゆらゆらの人も、突っ走る人も、だらだらする人も、なんだかきざな人も全部「あーそういう人いるね」となっているところが好き。

そして、今日も泣いた。
おばあちゃんの芳子さんに泣かされた。

冒頭、「昔…昔…。そんなに昔はええもんか?」
末尾、「変わらんでええ。昔もええ。今もええ。一生懸命食べて一生懸命生きてればそれでええ。」

希望や理想に向かって、少しでも前に、もっと成長しなきゃならないという考えも素敵。
一方で、変わらなくてもいい、一生懸命食べて一生懸命生きていればそれでいいという考えも、大切。
その時々でアクセル踏んだりちょっと緩めたり、たまにアイドリングしてみたりできたら。





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