中２長男🇩🇰人生初の試験まであと３日

　中２の長男、今週木曜日に人生初の「試験」がある。美術の試験。今日と明日でテスト課題を仕上げて、木曜日に口頭試問。試験の詳しい内容は、次のnoteに書きますね。今日は「試験」と「成績」のお話し。

本当だった。「成績表も試験もない」デンマークの学校。

　息子のお勉強具合は、年に１〜２度の保護者面談（小４からは三者面談）で聞く程度。「こんな事が得意で、このあたりはもう少し力を入れたほうがいいですよー」と緩め。面談では、勉強のことだけじゃなくて、人間関係とか、クラスでの様子も丁寧に伝えられる。三者面談になると、主に子どもと先生がお話するのを私たちは横で聞いている感じ。面談での先生の言葉が優しくて、全然批判的じゃなくて、愛に溢れてて、私は涙を流したこともあるくらい。良い時間。

　k先生の授業づくりや指導の手助けに使うための、読み書きテストは低学年からあった。でも、息子や私たちに成績が渡される事はなく、学年相当とか、読みが弱いとか、語彙数が多いとか、母音の聞き取りが良いとか、言葉で伝えられただけ。成績をつける為のものではなく、授業作りのための材料。

　そんな学校生活も８年生（中２相当）になると変わる。人生初の「成績」をもらい「試験」を受けるのだ。８年生になると「成績がつく練習」がまず始まった。レポートを出したり、グループプロジェクトをする度に成績らしきものが付くようになった’。これは、記録に残る成績ではなく、お試し。

　８年生秋の三者面談前に正式な全教科の成績が渡された。授業への参加態度やレポート、プロジェクトなどを基につけられた成績。「試験」はこの時点でまだ受けていない。この「試験」と言うのは、国内の学校で行われる共通卒業テストの一部。（一斉に同じ日に行われるテストではない。テストの詳細は明日のnoteで。）

　ちなみに「成績」のことは、８年生最初の保護者会で「ただの数字だから気にしすぎないこと。」「この数字には反映させられない、子どもたちの良いこともたくさんあるから、ただの数字。」と何度も言われた。

　各学校は「調理」「工芸とデザイン」「美術」から１教科を選んで、７〜８年生の２年間授業をして、試験に備える。長男の学校は「美術」を選択した。「８年生の冬に美術のテストがある。」というのは、７年生の頃から聞かされていた。

　ちなみにあと３日で試験の彼は、体を動かしたほうが脳に良いと、今日もサッカーのトレーニングに。その後は、試験前のストレスを解消しなきゃとプレステでFIFAを熱心にされていた。そして早寝。週末前には先生にも「週末は試験のことを考え過ぎず、リラックしてねー」と言われたそう。「試験ストレスとの付き合い方」を学ぶのも、試験準備のひとつですね。