でんでんにちにち

夏子とさやかの交換日記 身長100cmのママ・伊是名夏子 と デンマーク在住・働く…

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夏子とさやかの交換日記 身長100cmのママ・伊是名夏子 と デンマーク在住・働く母さんのピーターセン海老原さやか アラフォーのふたりがつぶやく おいしいもの、楽しいこと、教育、子育て、パートナーシップ 時には厳しく、ほろにがく、笑いもまじえてゆるゆると。

最近の記事

さやか「目指すは1人ヒュッケの達人」

なっちゃん。今日はHygge(ヒュッケ)について書こうと思うの。日本でも聞く事あるかな?デンマーク語独特の言葉で、心が落ち着いていて、心地よくて、安心した状態や環境、時間のこと。Hygge(ヒュッケ)は、一人のこともあるし、友達や家族や同僚と一緒のこともある。 仕事の休憩時間に同僚とコーヒー飲みながらおしゃべりするのは「同僚ヒュッケ」。友達とカフェでのんびりおしゃべりは「カフェヒュッケ」。クリスマスはヒュッケ三昧。クリスマスクッキーを焼いたり、飾りを作ったり、家族や友人とク

    • さやか「子どものおこづかい、悩むよね。」

      なっちゃん。おこづかいの悩み、とってもよく分かるわ。 我が家は何年もパートナーとディスカッションを重ねてきたよ。育ってきた家庭も国も違う。私にはデンマークのおこづかいのスタンダートがわからないし、自分が子どもだったのは30年以上前の日本。参考になるものが少なすぎるのよね。デンマーク人のママ達に聞いてみても、定額制か欲しいものがあったら相談制のどちらか。パートナーと何度も話し合って話題になったのは「私が子どもだった頃」の話。 パートナーは13歳から新聞配達をして、自分のおこ

      • 夏子「子どものお小遣いってどうしてる?」

        さやかさん、先日は私の話、いろいろ聞いてくれてありがとう!やりたいことに迷う時、いろいろなアドバイスもらえるのって、視野が、選択肢が広がるよね。ありがとう! 家族みんなのリクエストを叶える時間、素敵だね。こんなに家族で過ごせるのも、皮肉にもコロナのおかげだね。私もソーセージ、マシュマロ、温かい紅茶をのみたいな。 それでね、さやかさん、また相談させてほしいのだけれど、子どものお小遣いってどうやってる? 私はね、毎月の定額お小遣い制は反対。お小遣いをもらったからと言って、お

        • さやか「自家発電的 楽しいコト」

           なっちゃん。先日は久しぶりのオンラインおしゃべり楽しかったです。なっちゃんとのおしゃべりはいつも刺激的。なっちゃんは、やっぱり「ひまわり」だなって思ったわ。そして自分のお部屋ゲットおめでとう。コロナで、家族みっちり一緒にいる時間が多いからこそ、一人の部屋や時間が必要だよね。私も自分の部屋が欲しい・・・  クリスマス休暇が明けて6週間しか経っていないけれど、今週は冬休みです。デンマークは12月からロックダウン中で、美術館も遊園地もプールもスケート場もクローズ。ショッピングセ

        さやか「目指すは1人ヒュッケの達人」

          夏子「心機一転、新しい年」

          さやかさん、 メリークリスマス あけましておめでとうございます。 一気にご挨拶をさせてもらいます、笑 コロナの状況はますますひどいけれど、できることを重ねて、目の前のことをしていくしかないよね。 (日本政府のあまりの無策ぶりには、絶望と怒りに溢れるけれど) 年末年始、そしてそれからもずっーと、私は部屋の大改造、整理、掃除をしまくり。 さやかさんとオンラインおしゃべりもしたかったのだけど、とにかく家を片付けていました。 頑張った甲斐があり、新しい部屋に引っ越してきたかのよう

          夏子「心機一転、新しい年」

          さやか「男だったら良かったのに」と言われて育ってきたの。

          以前の日記で、なっちゃんと澤田夏代ブラントさんの著書「デンマークの女性が輝いているわけ」の感想や、それにまつわる想いを書いたね。あの時から、ずっと頭を巡っていることがあるの。 父に小さな頃から言われていた一言。 「さやかは、男だったら良かったのになぁ」  私は長女で、3つ年の離れた弟がいるの。第一子が男だったら良かったと言う意味ではないの。私がはっきりものを言ったり、言葉が強かったり、気が強かったりする部分を見せると「男だったら」ってよく言われた。  子供の頃にも言わ

          さやか「男だったら良かったのに」と言われて育ってきたの。

          さやか「食べ物のおもいで」

          デンマーク人はよく家族で集まって食事をする。家族のお誕生日にイースター、クリスマス。それ以外にもミケルの家族とは、隔週ぐらいで一緒に食事をしている。義理両親の家で食べたり、我が家で食べたり。義理両親の家だと、デンマーク料理を食べることが多いかな。肉料理、ジャガイモ、サラダにブラウンソース。この15年間で、お魚が出たのは1回だけ。1回だけだからよく覚えているわ。義理両親宅でお肉いっぱいのデマーク料理をいただくので、我が家でデンマーク料理を作ることは少ないかな。先日我が家で義理両

          さやか「食べ物のおもいで」

          夏子「家族で集まる」

          さやかさん、こんにちは!私は最近、ありがたいことに少しずつコロナの前と同じくらい仕事が戻ってきました。しかし仕事が増えるとね、疲れるよね。書く仕事がメインだから、もう書きたくない!って思うことがよくあるのだけれど、このさやかさんとの交換日記は、書きたいことだけ、やりたいときだけ、とにかく楽しく、仕事では書かないことをつれづれと書こうと思っているよ。さやかさんとただおしゃべりして、笑って、考えて、おいしいものを食べるかんじでね。 私の沖縄の実家はね、二世帯住宅になっていて、1

          夏子「家族で集まる」

          さやか「デンマークの女性が輝いているわけ」

          デンマークには、蝉もカブトムシもいないなあ。寒くて育たないんだろうね。代わりに、巨大ナメクジ、カタツムリ、蜘蛛がうじゃうじゃしているわ。黒い大きなナメクジは「人殺しナメクジ」って呼ばれてて、自転車や車で踏み潰すとタイヤがスリップしちゃう位、ヌルヌルヌメヌメ大きいの。 私のデンマークの母、澤渡夏代ブラントさんと小島ブンゴード孝子さんの共著「デンマークの女性が輝いているわけ」。先日お会いしたときに一冊頂きました。インタビューして頂いてから1年。本の隅々にまで、夏代さんと孝子さん

          さやか「デンマークの女性が輝いているわけ」

          夏子「女性が働きやすいって!?」

          さやかさん、日本は夏が終わりかけ。ヒグラシが鳴いています。デンマークってセミがいないよね?デンマーク人の友だちが日本に遊びに来た時、セミを見て驚いていたの。 澤渡夏代ブラントさんと小島ブンゴード孝子さんが書いた「デンマークの女性が輝いているわけ」(大月書店)に、さやかさんファミリーもインタビューで出ているね。いろいろなインタビューがあるのがおもしろいよね。 働き方の選択肢がたくさんあって、自分のやりたいことを選ぶのが当たり前。女性が働きやすいって、いろいろな人の生きやすさ

          夏子「女性が働きやすいって!?」

          夏子「夏が来た!」

          さやかさん、 夏が来たね! デンマーク人はほんと夏が好きだよね。 夏を、太陽をこよなく愛してる感じがする。 夜9時まで明るくて、ワクワクお得な気分。 今年はコロナで、例年とは違う夏だろうけど、どう過ごしてる? 今年の日本の夏休みは短くなり 8月1日から2週間から3週間が多いみたい。 我が家は毎年、海外旅行に行っているんだけど、 今年は行けないので、沖縄の実家にのんびり10日間行こうと思ってたの。 しかし、沖縄も緊急事態宣言が出て行けないことに。 悲しい。 楽しみが一気にな

          夏子「夏が来た!」

          さやか「デンマーク人はよくモグモグしてる。」

          夏休みに入りました。息子たちは、今年も6週間の夏休み。例年通り宿題はナシ。今年はコロナの影響で日本に里帰りできないし、他の国にも気軽に行かれないから、デンマークで夏休み。レゴランドに行く予定です。 日本の学校は、夏休みを短縮するみたいね。コロナ休校のあと、授業を再開して驚いたことが。私が受け持つ特別支援学校の生徒たち。新学期から積み重ねたことのいくつかは、忘れてしまっているだろうから、少し戻ってやり直しかな?と思っていたの。ところがびっくり!どの生徒も、授業をうけたくてしょ

          さやか「デンマーク人はよくモグモグしてる。」

          夏子「デンマークと日本のお菓子」

          さやかさん、デンマーク、徐々にいろいろなことが戻ってきたんだね。やり方は今までと少しずつ違うとは思うけれど。目に見える国、スウェーデンがそんなにも遠いだなんて。今までとは違うよね。 日本はね、、、徐々に戻ってきたというより、一気に元に戻ったかんじ。もちろん、マスク手洗いは推奨されているけれど、自粛の反動かのように町には人が溢れ、満員電車も8割型、戻ってきた感じ。感染リスクの重症化が高い私は、毎日不安だよ。 ま、コロナの話はこれくらいにして。 デンマークの子どもたちってど

          夏子「デンマークと日本のお菓子」

          さやか「お隣の国なのに遠い」

          なっちゃん。 デンマークにいるような感覚かあ。面白いなあ。フォルケホイスコーレが、社会から離れた、そこだけで完結する環境っていうのがあるかな。デンマーク人って、置かれた環境で、Hygge(心地よい環境や時間)して楽しむのが上手だなと思う。このロックダウン中に、いままでやろうと思っていた家のリフォームやペンキ塗りをした人は多々。他にもパンを焼いたり、走ったり、お料理に凝ったり、自分が喜ぶことを良く知っているなと思った。 デンマークは段階的に社会をオープンしています。ロックダ

          さやか「お隣の国なのに遠い」

          夏子「デンマークにいるような錯覚」

          さやかさん 私も遅くなっちゃった自分でも不思議なくらい、自分に余裕がなく、気持ちの浮き沈みが激しいんだよね。 「安心したい」 ただそれだけ。 スーパーの中や道を歩く人は、ソーシャルディスタンスを気にしていないようで、めっちゃ近い。さわれるくらい。外出もとっても怖い。 政府の政策もアベノマスクはじめ、それをまだやるの?と思うし。 最近の一番の悩みは6月から再開されるであろう学校。 段階的にして欲しいのに、3ヶ月前と同じ状態になりそう。 二週間を前にして、まだ何もガイドライ

          夏子「デンマークにいるような錯覚」

          さやか「まだロックダウン中のデンマークより」

          段階的に緩やかに、ロックダウン解除を行っているデンマーク。保育園、幼稚園、0~5年生、特別支援クラス、特別支援学校、高校3年生(大きな卒業試験を控えている)は4月15日から再開許可され、美容室やマッサージ、理学療法、作業療法のクリニックも4月20日から再開が許可。 でもまだまだロックダウン中。民間企業は自宅勤務が推奨されているし、多くの公務員は自宅勤務か自宅待機。図書館、美術館、ショッピングセンター、フィットネスやプールなどは施設は閉鎖。11人以上が集まることは禁止されてい

          さやか「まだロックダウン中のデンマークより」