見出し画像

多角形はどこまで円柱に見えるか

3Dオブジェクトは平面のポリゴンを何枚も繋ぎ合わせて曲面を表現しているわけですが、セカンドライフでは低ポリゴンで、極力負荷の低いオブジェクトを作ることが快適な世界を作るひとつの方法になります。

とはいえ、低ポリゴンでもあまり見栄えの良くない物は作りたくない。
そんな相反する要素を、いいところで両立させるのにスムーズ機能は
とても便利です。

何面体まで円柱に見えるか

たとえば円柱を表現するのにも、意外と多角形でもスムーズを適用すると
なめらかな面になります。
断面を見るとカクカクですが。

検証画像では、自動スムーズをかけていますが、12角柱以下では自動スムーズの角度を上げてあげる必要があります。


デフォルトでは30°になっています


角のないオブジェクトの場合は、ただのスムーズシェイドの方がいい


Nゴン→四角ポリゴンより頂点が多いポリゴン

ブレンダー内では六角以上のポリゴン、Nゴンも扱えるので、円柱などの蓋の部分はNゴンになっています。
セカンドライフなど他のプラットフォームでは対応していないので、そのまま書き出したらどうなるんだろう?ってやって見ました。

結果、1点に収束で閉じるよりもすこし少ない面数で自動的に閉じてくれていました。ほとんど変わらないので1点に収束でいいと思いますが。
それよりも、見えていない部分なら面を削除してしまった方がいいです。

スムーズシェード・自動スムーズ・フラッドシェード

たとえば球のように曲面だけの場合、スムーズシェード。
曲面と角を立たせたい部分が共存する場合、自動スムーズ。
立方体のように平面だけならフラットシェード(デフォルト)

桃尻


<最後に> 頂点数、辺・面などの表示方法を。
右上のビューポートオーバーレイの「統計」にチェックを入れると左上に
表示されるようになります。

頂点・辺・面などの数


少しでも役に立ったと思いましたら「いいね」よろしくです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?