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日曜日。

昨日とは打って変わって、
皆、発熱もなくケロッとしていた。

それでも予約したし、
明け方まで息子は熱にうなされていたから心配だし、
予定通り小児科へ。

家族揃って発熱って連絡したのに、
こんな普通に待たせてくれるのね?と思っていたら、
隔離用待合室が空くと、すぐにそこへ通された。

状況を説明し、診察してもらう。
「3人同時発熱、というのは
何らかのウイルスなんだろうね」
「ウイルスって、特定できても
殆ど対症療法しかないからね」

今年はインフルエンザのワクチンを打ちそびれた。
気がかりで聞いてみると、
「インフルエンザを疑うほど、
今は流行っていないから違うと思う」と一蹴された。

インフルエンザじゃないと知って落胆したのは初めて。
もう、コロナじゃん?
絶賛拡大中のオミクロンじゃん?
会社ー!保育園ー!みんなごめーん!!!

一先ず夫だけPCR検査をすることになった。
1時間以内に結果出るから、出たら連絡します。
万が一陽性だったら、皆さんPCR検査しましょう。と。

先程とは違った隔離用待合室へ通され、会計を待った。
その間にも、子どもたちは
受付のお姉さんに頼んで絵本を借りていた。
…というか、診察室から待合室に移動するタイミングで
次コレ!って行っちゃった。
止めないといけなかった。
PCR受けたてホヤホヤの家族なんだから。

新しい絵本があるので苦にはならなかったけど、
会計、遅いな〜と思っているうちに
先生から電話がかかってきた。

「お父さん、陽性でした。」

「つきましては、この後お母さんとお子さんもPCRを
しないといけないので、戻ってきて…」
「あのっ、まだ待合室にいます!
お会計、待ってます。」

暫くして、先程はマスクだけだった先生が
使い捨てガウンとフェイスシールドを付けてやってきた。

検査はインフルエンザの検査みたいな、
大きな綿棒で鼻の奥をクリクリされる検査。
大人の私も涙目になる。
息子も娘も絶叫してた。

「この部屋、そっちのドアからそのまま外に出れるので
今日はこのままお帰りください。
お父さんの頓服は、下の薬局で
この通り受け取って下さい。」
そう言いながら紙をくれた。

お会計は4人合わせて(子どもはそれぞれ500円)
7000円弱。
意外と高くてビックリしたけど、
小銭までぴったり払えて、少し嬉しかった。
お会計まで先生がやってくれるなんて、
なかなかない機会。

1階の薬局の前で夫は電話をかけ
無事に受け取った頓服の入った袋には
薬代700円の振込先が書かれた紙が入っていた。
7日以内に振り込んで下さい。
出来ない場合は電話して下さい。と。

ぺ、PayPayとか、出番だと思うのです。
入り口にバーンとQRコードのシールを貼っておくとか。
まだみんながネットバンク使っている時代ではないし
PCR受けた人立ち入り禁止の薬局のシステム。
銀行だってコンビニだって、行っちゃイカンだろ。
…私は楽天銀行からサッと振り込んだけど。
先日、まだネットバンク使ってないの!と
スタエフLIVEで盛り上がっていたので、つい。

そんなこんなで、マンションに戻って
エレベーターに乗ることにも申し訳なさを感じながら
(でも小さな子2人連れて階段で8階はムリ)
帰宅したのでした。

帰宅後、1時間ほどで先生から連絡があり
私と子どもたちの陰性が判明。
「子どもたちは症状が出てるから、
これから陽性になる可能性もある」
と、言われました。

この日の大阪府の新規陽性者数は876人。
年末年始を経て、3連休中日の日曜日なのに
前日と大差ない人数を記録していた。

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