朝ドラのこと

先週、半年にわたって楽しみに見ていたNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」が終わってしまった。わたしが朝ドラを熱心に見るようになったのは、地元が舞台となった「カーネーション」の途中から。それ以降では「あまちゃん」と「ごちそうさん」と「マッサン」が好きだった。1年前の「まれ」は、評判がやや芳しくなかったようだが、わたしはフランス映画っぽい、と感じていて嫌いではなかった。

そして、「あさが来た」は、たいそうおもしろかった。大阪の女商人が主人公。江戸時代からスタートするのも初めてで、時代の移り変わりとともに、女性が男性と同等の「人」となっていくさまが、主人公あさの奮闘を通じて描かれる。わずか130年ほど前と、その状況は大きく様変わりしているようでもあり、またほとんど変わっていないんじゃないかと思ったり…。

あさをめぐる登場人物が、新次郎さんや五代さまを始め、みな魅力的で、良い人で。毎日、朝の支度をしながら、つい手を止めて見入ってしまうこともしばしば。わずか15分にすごくドラマがつまっているのは、今まで見てきた朝ドラの中でも一番だったと思う。

さて、きょうより「とと姉ちゃん」が始まった。3人の娘たちが、こりゃまたカワイイじゃないか!今後の展開を楽しみにします。また、半年のお付き合い、よろしくお願いしま~す!

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