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頑張っている自分が好きという幻想


「頑張る」って言葉、
私は好きじゃない方にジャンル分けされる。

言い換えることができるなら必ず違う言葉を使う。


私は「頑張る」の意味を
『自分の平均値(基準値)よりも高い熱量で行動する。』
って意味だと解釈しているんだけど、
そこにはたくさんの違和感が詰まっているんだよね。


例えば、、
・その平均値って具体的にどれくらい?(数字で見てわかるような指標が無い)
・平均のどれくらい上が頑張っているということになる?
・基準はあっても、状況と環境が違えばどう判断する?
・頑張れているか、頑張れていなかったか、評価するのは誰?
⚪︎人によって、ベースの基準値って違くない???

・・・・・「頑張る」って抽象的すぎない?



だからみんなが毎日頑張って生きていたとしても、
その「頑張った」のがどれくらいなのかはわからない。

少なくとも、一番近い意味で「頑張り」を理解できるのは
本人…私しかいない訳だから、
正しく、でも少しだけ甘めに評価しないとね。



けど、そんなことを言っていても、
今の自分がまだ手に持っていない、なにかを達成するためには
やっぱり“頑張る“しかなくって、

「自分ならもっとできる…!」
「自分ならもっとやれる…!!」
「もっと!」「もっと、、!!!」

っていつの間にか「頑張る」の基準を忘れて
自分を苦しめてしまうことになる。

そうして自分が破滅していくのが怖いから
私は「頑張る」って言葉が嫌いだ。




だけど、こんなに嫌な言葉なはずなのに、、、

私は夢に向かって「頑張る」自分が好きだから、

幻想の中に溶けていくとしても、
「頑張る」ことをまだ諦めたくない。

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