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私の「変わらないスタイル」を探そう YSL展行ってきました

こんにちは、さやです。
先日、国立新美術館で開催されている『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』に、自問自答ガールズの美雨さんと行ってきました〜!

(美雨さん、品格溢れる素敵なお姉様…✨といった感じで、私の専攻に対する愚痴とかもはやJJGトークでもなんでもない話まで受け止めてくださって本当に感謝です…!🙇‍♀️
たくさんお話した色々は私の胸の中にしまっておきます☺️)

展示の感想というよりは、展示を見て美雨さんとお話して考えが深まったことについて、また今日も今日とてつらつらとnoteにしていきます。
お付き合いいただけたら幸いです。


『「おしゃれ」というゴールポスト』は動き続けている…?

展示を見る前、美雨さんとご飯を食べていた時(もしくは美術館に向かって移動している時?)にお話していたのが、「おしゃれ」というゴールポストは動き続けていて、いつまで経っても追いつけないのでは…🤔ということでした。
「おしゃれ」にはどうしても流行や、その時代背景が投影されるもので、ずっと変わり続ける。ゴールポストは動き続ける。なら、「おしゃれな人」に至ろうと走り続ける私たちはいつまで経っても、そのゴールには、辿り着けないのでは…?🤔🤔

まさに「時を超えるスタイル」を浴びて

流行は移り変わるが、スタイルは永遠である。

イヴ・サンローラン

もう展示を観に行かれた方々が、みなさん口を揃えて「刺さった」とおっしゃるこの言葉。私にも刺さりました。
展示の序盤、大きめの展示室に入ってガッと目に入ってくる、壁に大きく書かれたこの言葉。

今回の展示のタイトルにもなっている通り、永遠の、『時を超えるスタイル』が何十着も、そこにはありました。当時の流行の最先端が、今でも色褪せることなく、おしゃれなままで時を超えている。

1990年に日本でイヴ・サンローラン展があった際には『モードの革新と栄光』とタイトルがついていたそうです。

モードは、フランス語の「mode」で「流行」という意味。ニューヨーク、ミラノ、パリなどで開催されるコレクションにて、ハイブランドが発表した目新しいデザイン、トレンドを指す。そこで出品されたアイテムを真似し、一般向けに販売されたものを取り入れたファッションは「モード系ファッション」と呼ぶ。 また、白や黒、グレーカラーを取り入れたモノトーンファッションを指し、「モード系」という場合もある。シックな雰囲気、最先端なアイテムを取り入れたルックが特徴。

Niau

(ファッション初心者🔰なので、この『モードの革新と栄光』のモードを流行の意味と受け取って良いのかいまいち自信がないのですが…)
イヴ・サンローランが世に送り出した、女性が着るピーコートも、パンツスーツも、移り変わる流行に留まることなく、スタイルとして確立された。

私の「変わらないスタイル」というおしゃれのゴールポストを探そう

なんでおしゃれのゴールポストは動き続けているように思えるのか。美雨さんとの会話の中にも、イヴ・サンローラン氏の言葉にも、共通する単語がありますね。「流行」です。『流行は移り変わる』から、移り変わるものをゴールの要件に含んでいるから。おしゃれのゴールポストは動き続けてしまう。

私が、どこか「ここが私のおしゃれのゴール!」と定めて、動かないゴールポストを作らなければ、いつまで経っても移り変わる流行によって動くゴールポストを追うことになってしまう。ハッと気付かされました。
これからもっと自問自答を深めていって、私なりの「変わらないスタイル」を見つけたいです。

余談 サンローランでのびっくりしっくり試着

自問自答ガールズのどなたかが、展示を見た後サンローランで試着したとおっしゃっていたのを覚えていて、とっても素敵な流れだと思ったので、私たちもサンローランへプチ試着旅に行きました。

「こんにちは、展示を観てきまして、何か羽織らせていただければと思って…☺️」みたいな感じで入店して、ピーコートとジャケットの2着を試着しました。

ピーコート


オーバーサイズ タキシードジャケット

展示を観ていても思いましたが、ウエストに絞りがなくすとんと直線的なのが印象的です。肩パッドもあるので、上半身が真四角のシルエットになります。
美雨さんが最初におっしゃって、私もハッとさせられたのですが、体の曲線を拾わない直線のシルエットだからこそ、女性性が引き立つように感じました。

そしてびっくり試着なのに、なんだかしっくりきてしまいました😳
この日は黒のパンツスタイルだったのですが、「セットアップみたい、家から着てきました?」と美雨さんにも販売員さんにも褒めていただけるくらい、しっくり…、びっくり…😳😳

サンローランで試着したことによって、『時を超えるスタイル』についての余韻がさらに広がりました。特に、イヴ・サンローランの初めてのコレクションの冒頭を飾ったピーコートの『永遠のスタイル』に袖を通すことができたことに、本当胸がいっぱいになりました。
伺うのが初めてのブランドだったので恐る恐る…でしたが、素敵な思い出になりました。

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