刀ステ初心者が禺伝開演前にプレゼンする話。

前書き

今年も残すところあと数日、いよいよ近付いてまいりましたね。
え?何がって?
舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語の公演日ですよ!!
※note記事書くのが久々すぎて謎テンションですがご容赦ください。

今作はシリーズの中でも異色のオールフィメール作品、更には宝塚歌劇団OGの方が大勢ご出演されるとあって、今までゲームや2.5次元作品に馴染みのなかった宝塚歌劇団がお好きな方、七海さんファンの方も沢山ご覧になるのではないでしょうか?
きっと全然わからないけど観てみようかしら、今まで触れたことのない世界だけど大丈夫かしら、と不安になっている方もいらっしゃるのでは?と思い、この記事を書くことにしました。ご観劇の一助となれば幸いです。

ただですね、刀剣乱舞はゲームも舞台も歴史が長いんですよ。
それをこれから公開までの間に追うのは多分結構しんどいですし、いきなりあれもこれもだとパニックになりますし、趣味に掛けられる時間も興味の方向性も人それぞれ。
それに最初から全然知らない世界のことをびっちりじっくり話されたら腰が引けちゃうじゃないですか。
ですので、最初にこの記事における注意事項を二点だけ。

・深い考察は他をあたってください
・気楽にざっくりふんわり何となく舞台の予習をしたい方向けの記事です

今更予備知識なんていらないぜ!とか、深い考察が読みたいぜ!という方は、ものすごく作品や歴史を掘り下げた素晴らしい記事や考察が世の中に溢れていますので、そちらをご覧いただければ幸いです。

ざっくりとうらぶ/刀ステとは?

何を隠そう、私自身が2年半前に何も調べずに科白劇を観た人間です。
観劇当日に会場でパンフを買って登場人物を知ったレベルです、ええ、はい。あ、ガラシャ様のざっくりとした生涯くらいは某まとめサイトで読んだかもしれませんが。
しかも当時は七海さんについてもファンになりたてで知らないことばかり。ゲームも未プレイでした。科白劇は構成上そんな人間でも着いていける内容で、運が良かったなと思います。
そして観劇後にその世界観にのめり込むわけですが、それについては今までのnote記事をご覧いただければと思います。閑話休題。

ざっくりとうらぶとは?

『刀剣乱舞ONLINE』とは、
“審神者(さにわ)”と呼ばれるプレイヤーが、名刀を擬人化した付喪神“刀剣男士(とうけんだんし)”と共に歴史を守る戦いに身を投じる、刀剣育成シミュレーションゲームです。
乱暴な言い方をすれば、擬人化した刀剣男士を育てて敵を倒していくゲーム、ですね。
しかしこれがなかなか奥深く、刀にも歴史があり、個性豊かなキャラクター設定がなされ、更には刀同士・刀の元の所有者同士の関係性なども絡み合い、掘れば掘るほど盛り沢山やりこみ要素無限大のゲームです。

ざっくり刀ステとは?

さて、そのゲームを元に、メディアミックスと言うのでしょうか、ミュージカル・舞台・アニメ・映画などが展開されました。
その一つが舞台『刀剣乱舞』=ステージ『刀剣乱舞』=刀ステです。
今まで公開された作品は12作、禺伝は13作目となります。

各作品の内容については、正直書こうとしたら何万字書いても足りないのでここでは触れませんが、毎回全然違う話のようでいて、実は全て繋がっている作品だなあと思っています。
その中で禺伝がどういう位置付けになるのか。

観なきゃわからん

の一言に尽きます。わからんのかーい!って感じですよねすみません。
いやもう本当に何もわからんのですよ、だって末満さんが脚本・演出だもの。
シリーズ全体の本筋ではなくスピンオフ的な扱いになるのかな?とも思いますが、何が飛び出すのか、今後の作品にどう影響するのかは全く予想が付きません。

あ、末満さんは刀ステシリーズの脚本・演出をずっと手掛けていらっしゃるのですが、これがまた…驚くようなストーリー展開と共になかなか心を抉る作品を作られる方で…(個人の感想です)。
伏線もめちゃくちゃ仕込まれてたりしてですね…毎回そう来たか!こう来るか!と内心悲鳴を上げています。

ですので、私に唯一わかるのは観劇時にタオルハンカチが必要なことだけです。
正気を失いそうな時に握りしめたり手汗を拭いたり滝のように出る涙を拭ったり嗚咽を押さえたり、タオルハンカチは万能。いやマジで。2枚持ってけ。

どう予習する?

で、結局どれからどう予習したら良いの?という話ですが、先程申し上げたように刀剣乱舞は様々な形態で展開されています。
それ故に初心者は「ゲーム?ミュ(ミュージカル)?ステ?アニメ?映画?どれを見たら良いの?何をしたら良いの?」となりがちなのですが(私だけですか?)。

やっぱり舞台作品を

いかんせん量が多いので、まずは刀ステ作品から観てみるのをお勧めします。
宝塚・七海さんファンでしたら、まずは興味がある上に世界観に入りやすい科白劇をどうぞ。
その後は公開順に観ていくのが(何だかんだ一通り見ておいた方が置いてけぼりにはならないので)良いかと。

と言っても12作品もあるじゃん!そんないっぱい見れんよ!しかも1作1作が長いよ!と、しんどいようでしたら(私は今年一気見して死にそうになりました、楽しかったですけども)、歌仙さんが沢山出てくる作品をどうぞ。
・舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜
・舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰
・科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶
・舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花
あたりでしょうか。

綺伝を見るなら維伝も見た方が良いと思いますけど、そうすると結局全部見ることになりそうなので…(ゴニョゴニョ)

どうやって見るの?

視聴方法はテレビ放送・オンデマンド・発売されている円盤を買うの3つ(多分)。
いきなり円盤はハードルが高いですし、テレビ放送は有料チャンネル登録が必要な場合が多いので、個人的なおすすめはオンデマンドでしょうか。

何とタイミングが良いことに日テレプラスで年末に一挙放送があります!
舞台『刀剣乱舞』シリーズ11作 一挙放送!

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年末年始休暇にじっくり腰を据えて見るのも良いですね(*^^*)

ゲーム

もちろん大元となったゲームは“審神者”や“本丸”と言った作品の基本的な概念を理解出来るので、ご興味があればぜひプレイしていただきたいなと思います。
チュートリアルがありますし、難しい操作はほとんどありませんし、マイペースに進められるので、ゲーム初心者でも始めやすいです。

『源氏物語』

そして今回主題となる『源氏物語』ですが、どこを重点的に読めば良いのかは正直私が知りたいです…お願い教えて末満さん。
登場人物に関係する帖だけでも読んでおけば楽かなあとは思うのですが。
それでも十六帖くらいまで?と範囲が広いので、概要だけ掴んでおくのも有りかと。

作品をどう楽しむかは自由

さて、ここまでふんわりと何の役に立つのかわからない文章を書いて参りましたが、私自身は割と緩くとうらぶ/刀ステを楽しんでいます。
ゲームはプレイするし歴代の作品も見ましたが、歴史に詳しいわけでもなくゲームのシナリオを掘り下げまくるわけでもなく。

あくまでもエンターテインメントですので、色んな楽しみ方があって良い、気楽に楽しむ人がいても良いと思っています。
こういった趣味は何故か知識量の多さや費やした時間が重視されることが多くて、それはそれでもちろん素晴らしいことではあるのでしょうけれども、必ずしも全員がそうでなければならないわけではないですから。
※もちろん観劇をきっかけに興味を持って、どんどんその世界にはまっていくのも素敵だと思います。

ただ、作品に詳しくなくても、ジャンルに詳しくなくても、作品と出演者の方々に敬意を払うことと、作品を愛する気持ちがあればそれで良いのではないかなと。
逆に作品を様々な形で愛するファン同士で否定し合うことや、誰かが不愉快に思うような中傷や発言等がないと良いな、とも思います。これは「わからない・知らない・どうでもいい」という発言も含めてですね。
個人的にどう思うかはその人の自由ですが、マイナスなことをわざわざ表で目に付く形でいう必要もないと思うので。

私個人としてはゲームも舞台も好きですし、作品とその世界観と元々のファンの方々をとても大切にされている七海さんの姿勢や、作品にかける思いや覚悟を知っているので、今作も自分に出来る範囲で無理なく全力で応援したいですし、何より舞台そのものを楽しみたいです。

まとめ

何だかごちゃごちゃと色々書いてしまいましたが、初めてご覧になる方もそんなに肩肘張らずに楽しんでほしい!ということを言いたかった…(伝わらない)
そして今回は元々宝塚や七海さんがお好きな方向けにと思って書きましたが、宝塚とか観たことない!という方にも絶対楽しめると思いますので!
皆様楽しみましょうね!客席や画面の向こうから盛り上げましょうね!

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